(最終更新日:2024-12-13 20:17:21)
  ヨシノ マキ   YOSHINO, Maki
  吉野 真紀
教育・心理学部 心理学科
教授
■ 研究分野
臨床心理学、人間性心理学 
■ キーワード
体験的心理療法、臨床心理アセスメント、ロールシャッハ・テスト、精神科病院臨床、性別違和 
■ 学歴
1996/03 静岡大学 教育学部 卒業
1997/03 奈良女子大学 文学部
1999/03 大阪市立大学大学院 生活科学研究科 修了 修士(学術)
■ 職歴
1997/11~2000/03 関西医科大学附属病院精神神経科 心理士
1998/04~2001/03 大阪女学院短期大学 学生相談カウンセラー
2001/04~2009/03 関西医科大学精神神経科学講座 臨床心理士
2007/10~2009/03 梅花女子大学 非常勤講師
2009/04~2016/03 関西医科大学精神神経科学教室 助教
2012/04~2016/03 関西大学 臨床心理専門職大学院 非常勤講師
2015/09~ 信州大学大学院 教育学研究科 非常勤講師
2016/04~2020/03 日本福祉大学 子ども発達学部 心理臨床学科 准教授
2020/04~2023/03 日本福祉大学 教育・心理学部 心理学科 准教授
2023/04~ 日本福祉大学 教育・心理学部 心理学科 教授
■ 学内役職・委員
2021/04/01~ 日本福祉大学 大学院社会福祉学専攻主任
■ 主な研究テーマ
ロールシャッハ・テストを用いた臨床事例研究 
性同一性障害(性別違和)における心理的特徴 
■ 業績(著書)
2022/09 5-2 心理検査の所見 心理検査マッピング 全体像をつかみ、臨床に活かす 228-233頁 (共著)
2016/02 ジェンダーと精神保健 系統看護学講座 別巻 精神保健福祉 279-288頁 (共著)
2008/10 投影法の現在 ジェンダー問題と投影法 現代のエスプリ別冊  (共著)
2005/04 WAIS-Rにおいてディスクレパンシーを認めた強迫性障害の1症例 強迫性障害の研究 6,85-90頁 (共著)
■ 業績(論文)
2023/12 臨床事例を知的に理解することと体験的に理解すること―家族造形法演習を用いた臨床教育実践を通して― 日本福祉大学心理臨床研究センター紀要 (18),47-58頁 (共著) 
2023/03 心理療法外のかかわりに活かす人間性心理学―ゲシュタルト療法における「観察」と「触媒」に注目して― 臨床ゲシュタルト療法研究 (7) (単著) 
2023/02 特集 子どもの性の問題をめぐって(Ⅰ) 性の多様性に対する学校の理解と対応 児童青年精神医学とその近接領域 64(1),46-56頁 (単著) 
2023/01 学校場面における性別に違和感のある子どもへの理解と支援 一般社団法人 日本臨床心理士会雑誌 31(2),12-17頁 (単著) 
2022/12 夢の中のものに「なってみる」体験過程がもたらす心理臨床的意味―ゲシュタルト派およびパーソンセンタード表現アートセラピーのドリームワークを素材として― 日本福祉大学心理臨床研究センター紀要 (17) (単著) 
2021/12 表現アートセラピーワークによる”わたしを大切にする”体験過程―ファシリテーターの自己一致(純粋性)についての一考察― 日本福祉大学心理臨床研究センター紀要 16,29-40頁 (共著) 
2021/06 大学生を対象とした性別違和感に関するアンケート調査 臨床精神医学 50(6),623-625頁 (共著) 
2020/12 心理療法におけるイメージの治癒力―イメージ法を援用したうつ病女性との心理面接過程から― 日本福祉大学心理臨床研究センター紀要 15,61-72頁 (単著) 
2019/12 ”声に出してみること”によって開かれた次の景色―ゲシュタルト療法におけるコンタクトおよび図地反転の気づき― 臨床ゲシュタルト療法研究 (4),31-42頁 (単著) 
2019/12 臨床心理面接に活かす包括システムによるロールシャッハ・テスト―摂食の問題を呈した女性の4年間の臨床心理面接前後の変化― 日本福祉大学心理臨床研究センター紀要 (14) (単著) 
2018/12 思春期・青年期への「自己との対話」を促すこころの教育―集団法によるロールレタリングを用いた試み― 日本福祉大学心理臨床研究センター紀要 (13),55-67頁 (共著) 
2018/03 性同一性障害/性別違和における戸籍の性別変更前後の心理的変化―自覚的体験と心理検査を通して― 公益財団法人メンタルヘルス岡本記念財団研究助成報告集2017年度 (29),121-127頁 (共著) 
2017/07 大学附属医療施設における臨床心理アセスメント教育の実践―精神科後期研修医・新人臨床心理士への実践指導より― 日本福祉大学心理臨床研究センター紀要 (12),39-49頁 (単著) 
2017/01 児童思春期の性別違和における心理的支援―臨床心理士の立場から― 精神神経学雑誌 119(1),35-41頁 (単著) 
2015/10 Neuropsychological Evaluation and Cerebral Blood Flow Effects of Apolipoprotein E4 in Alzheimer's Disease Patients after One Year of Treatment:An Exploratory Study Dementia and Geriatic Cognitive Disorder 5,pp.414-423 (共著) 
2015/09 広汎性発達障害における家庭環境因の影響-PARS短縮版の解析から- 最新精神医学 20(5),435-439頁 (共著) 
2015/03 性同一性障害における知的側面の特徴-Female to male の言語性IQと動作性IQのディスクレパンシーに着目して- (公財)メンタルヘルス岡本記念財団研究助成報告集 (26),115-119頁 (共著) 
2014/11 香月泰男のこころの軌跡 最新精神医学 19(6),473-478頁 (共著) 
2014/06 アルツハイマー型認知症患者が抗認知症薬を長期服薬する因子とはなにか:donepezil とmemantineの後方視的検討から 老年医学 52(6月号),685-690頁 (共著) 
2014/03 休職中の神経症およびうつ病患者に対する集団認知行動療法-リワークプログラム実施上の困難点からの検討- (公財)メンタルヘルス岡本記念財団研究助成報告集 (25),133-138頁 (共著) 
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■ 業績(その他)
2005/09 脳と性 性同一性障害の臨床 精神科における対応 HORMONE FRONTIER IN GYENECOLOGY 12(3),269-274頁 (共著) 2005/09
2005/04 性同一性障害の診かたと治療 ジェンダークリニックの取り組みと実態(関西医科大学) Modern Physician 25(4),409-413頁 (共著) 2005/04
2005/04 性同一性障害の診かたと治療 患者さんからよくある質問 ジェンダークリニック Modern Physician 25(4),453頁 (共著) 2005/04
■ 学会発表
2024/10/18 性別違和感尺度を用いた高校生の性別違和感―カットオフ値の検討とより簡便な臨床活用について―(第65回日本児童青年精神医学会総会)
2024/08/23 大学生の過去の教師に対する不信感・信頼感生起要因の検討(第43回日本心理臨床学会)
2024/07/09 Rorschach Study on Gender Dysphoria(GD) in Japan -Psychological Characteristics of GD using Rorschach variables-(XXⅣ International Congress of Rorschach and Projective Methods)
2024/03/10 青年期の性別違和感―性別違和感尺度の臨床活用に関する検討―(愛知児童青年精神医学会第15回学術総会)
2023/11/15 臨床群と一般群からみる青年期の性別違和感―性別違和感尺度のカットオフ値の設定―(第64回日本児童青年精神医学会総会)
2022/10/02 ”声に出してみること”というCl.体験を通しての気づきとTh.機能―ゲシュタルト療法における‟コンタクト”および‟図地反転”のプロセス―(日本心理臨床学会第41回大会)
2022/09/04 人間性心理学に触れる ゲシュタルト療法(日本人間性心理学会第41回大会)
2022/07/14 Psychological changes between pre and post comprehensive treatment in a patient with gender dysphoria -Through Rorschach test and narratives of the patient's subjective experiences(XXⅢ International Congress of Rorschach and Projective Methods)
2019/09/23 なぜゲシュタルト療法に魅せられるのか―その人間性心理学的視点のお話とワークの体験―(日本人間性心理学会第38回大会)
2019/09/23 なぜゲシュタルト療法のワークに魅せられるのか―エクササイズによる体験学習―(日本人間性心理学会第38回大会)
2019/06/06 ゲシュタルト派のスーパーヴィジョンの実際―空椅子をめぐるライブセッションを通して―(日本心理臨床学会第38回大会)
2018/12/08 声に出してみることによって見えた次の景色―ゲシュタルト療法50セッション訓練の気づき―(日本臨床ゲシュタルト療法学会第9回大会)
2018/09/14 ゲシュタルト派のスーパーヴィジョンの実際(日本人間性心理学会第37回大会)
2016/10/29 性同一性障害、及び性に関連する悩みを有する子どもの診療について~児童精神科医へのアンケート結果から~(第57回日本児童青年精神医学会総会)
2016/06/04 児童思春期の性別違和における心理的支援―臨床心理士の立場から―(第112回日本精神神経学会学術総会)
2016/06 アルツハイマー型認知症患者におけるADASとSPECTの一年間における変化 アポリポ蛋白E遺伝子を用いて(第31回日本老年精神医学会)
2015/10 塩酸ドネペジル内服中のアルツハイマー型認知症患者における脳血流と神経心理評価の一年間における変化―アポリポ蛋白E遺伝子の有無による検討―(第25回日本臨床精神神経薬理学会)
2015/09 日本人青年女性のバウムテストにみられる幹先端処理の特徴―イラン人青年女性と比較して―(日本心理臨床学会第34回秋季大会)
2015/06 アルツハイマー型認知症患者における脳血流と神経心理評価の一年間における変化-アポリポ蛋白E遺伝子の有無による検討-(第18回日本薬物脳波学会学術集会)
2015/03 性同一性障害における能力のアンバランス-WAIS-Rプロフィールに着目して-(GID(性同一性障害)学会第17回研究大会)
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■ 所属学会
1997/07~ 日本心理臨床学会
2002/07~ 日本人間性心理学会
2021/08~2022/09 ∟ 第41回大会準備委員
2003/11~ 日本ロールシャッハ学会
2004/09~ 日本描画テスト・描画療法学会
2010/07~ 日本児童青年精神医学会
2015/04~2016/03 ∟ 性同一性障害に関するワーキンググループ協力委員
2014/03~ GID(性同一性障害)学会
2015/05~ 包括システムによる日本ロールシャッハ学会
2015/11~ 日本臨床ゲシュタルト療法学会
2020~ 日本学生相談学会
2017~2024/03 日本ユング心理学会
■ 受賞学術賞
2024/10 第65回日本児童青年精神医学会総会 第65回日本児童青年精神医学会総会 優秀発表賞 (性別違和感尺度を用いた高校生の性別違和感―カットオフ値の検討とより簡便な臨床活用について―)
2008/08 関西医科大学精神神経科学教室同門会 のぞみ会 関西医科大学精神神経科学教室のぞみ会 斎藤賞
■ 講師・講演
2024/11 学校現場における性別に違和感のある子どもへの理解と支援(愛知)
2024/06 子どもの性の多様性について―子どもの世界、子どもの心―(鳥取)
2023/08 学校・園で取り組む性の多様性(東京)
2023/04 メンタルヘルスのセルフケアーキャリアライフを豊かに過ごすコツー(大阪)
2022/05 新版K式発達検査について(大阪)
2022/04 メンタルヘルスのセルフケアーキャリアライフを豊かに過ごすコツー(大阪)
2021/12 職場のメンタルヘルスについて考える(オンライン)
2021/10 職場のメンタルヘルスについて考える(東京)
2021/10 職場のメンタルヘルスについて考える(大阪)
2021/10 性別違和を感じる子どもへの理解と支援~基本的な知識と学校現場における協働・連携~(大分(オンライン))
2021/04 メンタルヘルスのセルフケアーキャリアライフを豊かに過ごすコツー(大阪)
2021/01 コロナ禍におけるメンタルヘルスについて考える(愛知(オンライン))
2020/07 メンタルヘルスのセルフケアーキャリアライフを豊かに過ごすコツー(大阪)
2020/07 性別違和の子どもの理解(※コロナのため資料提供のみに変更)(愛知)
2019/07 メンタルヘルスとラインケア(大阪)
2019/07 セクシュアルマイノリティの理解ー性別違和ー(大阪)
2019/05 新版K式発達検査2001について(大阪)
2019/04 メンタルヘルスのセルフケアーキャリアライフを豊かに過ごすコツー(大阪)
2019/02 性別違和のある子どもたちへの理解と支援(愛知)
2018/08 性同一性障害(性別違和)への対応(愛知)
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■ 社会における活動
2022/05 ふやよみの青春ヤングパンチ 出演
2019/12 日本臨床ゲシュタルト療法学会第10回記念大会 学会企画フォーラム司会
2018/06 包括システムによる日本ロールシャッハ学会第24回大会 研究発表司会・コメンテーター
2017/12 日本臨床ゲシュタルト療法学会第8回大会 口頭発表司会
2017/03 日本臨床ゲシュタルト療法学会第7回大会 会長講演司会
2015/11 日本臨床ゲシュタルト療法学会第6回大会 会長講演司会
2015/11 臨床心理士が知っておきたい性―セクシュアリティ・ジェンダーについて知る、学ぶ、語る―性別違和に悩む方たちへの支援 話題提供
2013/12 臨床心理士のためのセクシュアルマイノリティ基礎知識 性同一性障害の支援における臨床心理士の役割 パネリスト
2012/09 日本描画テスト・描画療法学会第22回大会 一般演題司会
■ 職務上の実績
●実務の経験を有する者についての特記事項
2019/04/01~2024/03/31 オー・ジー株式会社 臨床心理士/公認心理師
2016/04/01~ 日本福祉大学心理臨床研究センター(心理臨床相談室)
2008/09/01~2017/06/30 バイエル薬品株式会社 契約カウンセラー・臨床心理士
2008/04/01~2008/08/31 斉藤神経科 臨床心理士(非常勤)
2006/07/01~2007/09/01 大阪工業大学 学生相談カウンセラー(非常勤)
2006/04/01~2006/07/31 神戸親和女子大学 学生相談カウンセラー(非常勤)
2001/04/01~2010/03/31 京都市教育委員会 スクールカウンセラー
2001/04/01~2002/03/31 大阪工業大学 学生相談カウンセラー(非常勤)
2000/04/01~2002/03/31 医療法人社団杉本医院 心理士(非常勤)
1998/04/01~2001/03/31 大阪女学院短期大学 学生相談カウンセラー(常勤)
1997/11/01~2000/03/31 関西医科大学附属病院精神神経科 心理士(非常勤)
■ 展覧会・演奏会・競技会等
2012/03/06~2012/03/11 全日本スキー技術選手権大会出場(京都府代表)長野県白馬八方尾根スキー場
2011/03/07~2011/03/12 全日本スキー技術選手権大会出場(京都府代表)長野県白馬八方尾根スキー場
■ 競争的資金等の研究課題
2004/04~2005/03 神経症圏患者における精神科デイケアの治療意義とその効果 心理教育プログラムに焦点をあてて((財)メンタルヘルス岡本記念財団) 
2006/04~2008/03 精神療法における患者の感情の変化:音声物理量と言語内容の関連についての検討((財)メンタルヘルス岡本記念財団研究助成) 
2009/04~2010/03 神経症患者における短期精神療法の有効性―大学病院精神神経科での導入・終結の工夫―((財)メンタルヘルス岡本記念財団研究助成) 
2010/04~2011/03 児童思春期の神経症患者における短期精神療法―期間・回数限定セッションの試み―((財)メンタルヘルス岡本記念財団研究助成) 
2011/04~2012/03 復職困難な神経症およびうつ病患者の心理的特徴に関する一考察―うつ病リワークデイケア通所者の心理検査を通して―((財)メンタルヘルス岡本記念財団研究助成) 
2012/04~2013/03 復職困難な神経症およびうつ病患者への集団認知行動療法―リワークデイケアにおける試み―((財)メンタルヘルス岡本記念財団研究助成) 
2013/04~2014/03 性同一性障害患者の知的資質からみる特徴―WAIS-Rを通して―((財)メンタルヘルス岡本記念財団研究助成) 
2014/04~2016/03 性同一性障害における戸籍の性別変更前後の心理的変化((公財)メンタルヘルス岡本記念財団研究助成) 
2016/04~2024/03 性同一性障害当事者の自己実現過程と心理的変化に関する研究(科学研究費基盤研究C) 
2023/04~2026/03 思春期青年期の性別違和感―性別違和感尺度のカットオフ値の設定と臨床支援への活用―(科学研究費基盤研究C) 
■ 資格・免許
2019/02/05 公認心理師
2015/11/15 日本ゲシュタルト療法研究所50session(125時間)訓練修了、ディプロマ取得
2013/04/01 認定描画療法士
2001/04/01 臨床心理士
■ 科研費研究者番号
60548402
■ researchmap研究者コード
6000022230