ユハラ エツコ   YUHARA, Etsuko
  湯原 悦子
社会福祉学部 社会福祉学科
    社会福祉学部 社会福祉学科
教授
発表年月日 2010/10/10
発表テーマ 介護殺人事件の実態と実体的解決に向けた施策の検討
発表学会名 日本社会福祉学会第58回秋季大会
主催者 日本社会福祉学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 日本福祉大学美浜キャンパス(学内主催)
概要 介護殺人の発生件数について、厚生労働省の統計では、市町村が把握していない事例が数に含まれていない。また、なぜ事件が生じたのかに関する情報はいっさいなく、事件の防止を検討する基礎情報としては不十分と言わざるをえない。一方、犯罪統計では犯罪の直接の動機・原因が「介護・看病疲れ」である事件の把握が可能だが、心中の場合は事件として扱われない場合も多いので、殺人や傷害致死の事例に限った統計と考えるべきである。新聞記事の統計と厚生労働省の調査では、加害者に男性が多いことが共通していた。男性介護者に対する支援の充実が不可欠である。同様な事件の発生を防ぐためには、今後は厚生労働省の「虐待などの死亡例」において、事件が生じた背景が分かるような概要を示すこと、子どもの虐待死と同様、なぜこのような事件が生じたのかを検証していくことが求められる。
発表雑誌:『日本社会福祉学会第58回秋季大会報告要旨集』 pp.418-419