オオバ カズヒサ
OBA, Kazuhisa 大場 和久 健康科学部 福祉工学科 教授 |
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発表年月日 | 2012/09 |
発表テーマ | Differential Evolutionを用いた2次割当て問題の解法 |
発表学会名 | 第28回ファジィシステムシンポジウム |
主催者 | 日本知能情報ファジィ学会 |
学会区分 | 全国学会 |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 名古屋 |
発表者・共同発表者 | 串田淳一,原章,高濱徹行,大場和久 |
概要 | DEの離散最適化問題への拡張を目的とし,DEによる2次割当て問題の解法を提案した.2次割当て問題は代表的な組合せ最適化問題の一つであり,解候補は整数の順列で表現される.また2次割当て問題に対しては,これまでにACO,シミュレーテッドアニーリング,タブーサーチなど,さまざまなヒューリスティック解法が報告されている.提案手法では,DEの個体を整数の順列としてコード化し,直接問題の解を離散値のベクトルとして扱う.離散的空間でDEの解探索メカニズムを実現するために,順列として表現された個体間の差分の計算方法を定義し,親個体の形質を受け継いだ子個体の生成を行う.また,多様性維持のための戦略として,一定世代ごとに個体を初期化を導入するリスタート戦略[4]を導入する.最後に,ベンチマーク問題を用いた評価実験を行い,提案手法の有効性を示す.
発表雑誌:『第28回ファジィシステムシンポジウム』 |