| エンドウ ユミ
            ENDO, Yumi 遠藤 由美 教育・心理学部 こども学科 教授 | |
| 発表年月日 | 1985/11 | 
| 発表テーマ | 「合宿教育所における子どもの生活と教育-教育・養護を規定する「戦災孤児」観を中心に-」 | 
| 発表学会名 | 日本社会福祉学会第34回大会 | 
| 学会区分 | 全国学会 | 
| 単独共同区分 | 単独 | 
| 開催地名 | 淑徳大学(学外主催) | 
| 概要 | 修士論文「戦後日本養護問題史研究」をもとに、その主たる素材として取り上げた合宿教育所における児童観について発表した。合宿教育所の意義と限界として、第一に差別的な「戦災孤児」観、子ども観を内在させつつ、その子どもも等しく人間としての尊厳をもつという子ども観の素地が形成された。第二に、子どもの発達保障のための「教育と福祉の統一」の可能性をもっていたが、養護施設への転換後35年を経て、子どもの発達の限定要因となる方向で「教育と福祉」を接近せしめたことを指摘した。 |