フルザワ アヤコ   FURUZAWA, Ayako
  古澤 亜矢子
看護学部 看護学科
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2007/07
形態種別 その他(学外)
標題 自閉症児の行動特徴が家族と社会の関係に及ぼす影響,自閉症の子どもの医療現場に関する家族の語りから
執筆形態 共同
掲載誌名 家族看護学研究
巻・号・頁 13(2),100頁
著者・共著者 古澤亜矢子、浅野みどり、大橋幸美、佐合真紀、米山加奈
概要 本研究では、自閉症児の行動特徴が家族と社会にどのように影響するかを目的とし、その中でも、医療との関係について抜粋して報告する。自閉症児の行動特徴をもとに、医療場面で自閉症児特有の反応を引き起こしていることが明らかになった。そして、その自閉症児の反応により家族は、「つらさ」という表現で感情的な反応を示し、「あきらめ」、「ひらき直り」で表された心理面での対処行動や安心して受診できる医療機関が少ない状況や入院時の環境の現状への対処行動を取っていることが明らかになった。自閉症という見えにくい障害特性があり、自閉症児を取り巻く病院の診療体制や医療負担の現状や医療者の対応を支えている背景には、医学・看護学教育の現状があることが示唆された。