タナカ マサヒロ   TANAKA, Masahiro
  田中 将裕
健康科学部 リハビリテーション学科
助教
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/03
形態種別 その他(論文)
査読 査読あり
標題 施設入所高齢者における implicit memory を介した刺激による食事認識の変化.
執筆形態 共同
掲載誌名 名古屋大学大学院2014年度博士論文
掲載区分国内
担当区分 筆頭著者
著者・共著者 田中将裕、寳珠山稔
概要 認知症高齢者でも海馬非依存性のimplicit memory(潜在記憶、非陳述記憶)は比較的保たれるといわれている。介護施設での食事の見当識賦活のために、視覚的および聴覚的に潜在記憶に働きかける環境設定を行った。昼食が朝、昼、夕どの食事かわからない介護施設利用者を対象とし、テーブルクロスと造花、テーブル周囲にのみ聴取できる明るい音楽、を呈示し昼食を演出した。呈示刺激には「昼食」に関する内容や情報は含まれていないにも関わらず、刺激呈示によって昼食の認識率が有意に高くなった。学習効果やその他の食事の認識への効果の波及は認められなかった。