フジタ モトアキ
FUJITA, Motoaki 藤田 紀昭 スポーツ科学部 スポーツ科学科 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/03 |
形態種別 | 大学研究所等紀要(論文) |
査読 | 査読あり |
標題 | パラリンピックに対する人々の意識に関する調査研究 |
執筆形態 | 単独 |
掲載誌名 | 日本福祉大学スポーツ科学論集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本福祉大学 |
巻・号・頁 | 2,9-16頁 |
概要 | 本調査研究では, 過去のパラリンピックの視聴状況, 性別, 年代別, 居住地別, 世帯収入や障害者スポーツに関する経験 (メディアを通しての観戦経験,
直接観戦経験, 障害者スポーツの体験の有無等) の違いによる 2020 東京パラリンピックの観戦動向の違い, パラリンピック選手の強化育成の在り方, パ ラリンピックの開催時期に関する人々の意識を明らかにすることを目的として, インターネット調査を実施した. 調査は 2016 年 12 月に実施し, 2,066 人 から回答を得た. その結果以下のことが明らかとなった. 1 ) メディアを通してパラリンピックを視聴した人は北京, ロンドン, リオデジャネイロと増加した. 2 ) チケットを買って 2020 東京パラリンピックを観戦すると答えた人は 8.4%にとどまった. 3 ) 多くの人々はオリンピック選手もパラリンピック選手も同じように育成・強化すべきだと考えている. 4 ) パラリンピックの開催をオリンピックと同一開催するか, パラリンピック競技の一部をオリンピックの中で実施するか, オリンピックの前にパラリンピックを実施するか, あるいは今のままでよい かに関してはそれぞれ 60%前後の人が賛成して おり, いずれの方法がよいのか判断しかねている 様子がうかがえた. |