オオバ カズヒサ
OBA, Kazuhisa 大場 和久 健康科学部 福祉工学科 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 大学研究所等紀要(論文) |
査読 | 査読あり |
標題 | 「筆記が困難な子ども達における諸問題と代替手段の提案」 |
執筆形態 | 共同 |
掲載誌名 | 『日本福祉大学健康科学論集』 |
出版社・発行元 | 日本福祉大学 |
巻・号・頁 | 18,69-79頁 |
著者・共著者 | 渡辺 崇史,宇野 伸一郎,大場 和久,宮田 美和子 |
概要 | 本研究は,肢体不自由の障害により筆記が困難な小中学生の,算数・数学学習時の困難さや課題を明らかにすること,そして,学習進度や習熟度に合わせた算数・数学の学習や試験に対応でき,個々の身体状況等に適合した入力デバイスを用いてパソコンを操作し,日頃の教育現場で活用できる小中学生向け数式エディタの開発を行うための有用な知見を得ることを目的として実施した.
第一に,肢体不自由の障害により筆記が困難な生徒・児童,成人と特別支援教育に携わる教員に対して,算数・数学学習時における状況や困りごと等に関するインタビューを実施した.第二に,肢体不自由の障害により筆記が困難な生徒・児童に対して,数式筆記時の観察と筆記時間の計測を実施した.そして,これらの結果を考察し,算数・数学学習時の困難さや課題を明らかにするとともに,小中学生向け数式エディタに求められる仕様の提案を行った. |