ヨネヅ アキヒコ
YONEZU, Akihiko 米津 明彦 国際学部 国際学科 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/03 |
形態種別 | 大学研究所等紀要(論文) |
標題 | 学校インターンシップの効果と課題 ー学生の意識からみる教育実習との連結の在り方ー |
執筆形態 | 単独 |
掲載誌名 | 教職課程研究論集 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (24),86-100頁 |
概要 | 大学教職課程における学校インターンシップの取組は、全員参加型から学生の自己開拓型まで多様に展開されている。学生にとっては、学校現場に一定期間入り、教職員の業務を体験する貴重な機会となっており、理論学習との往還により各自の体験を意味づけ、教育実習への効果的な接続も期待されている。日本福祉大学国際福祉開発部においても、教職課程3年次選択必修科目「国際協働インターンシップ」として設定されており、すべての教職課程登録学生が履修しているが、学校インターンシップと4年次の教育実習との連結については現状では十分検討することができていない。そこで本稿では、2020 年度入学生の3年次学校インターンシップ後の意識調査を行うとともに、4年次の教育実習後に意識調査を再度行うことにより、学校インターンシップから教育実習につながる効果と課題を学生意識調査をとおして探ることとした。結果として、次の3点が教育実習に与える効果としてあげらえた。1) 学校の業務全般の概要をあらかじめ知り、心理的な余裕をもつことができる、2) 教師と生徒の関わりの実際から、コミュニケーションの重要性を知ることができる、3) 一定期間の授業参加の体験から、生徒の学びを想定した教科指導の準備ができる。 |