キマタ カズミ   KIMATA, Kazumi
  木全 和巳
社会福祉学部 社会福祉学科
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2025/11
形態種別 学術雑誌
招待論文 招待あり
標題 障害のある子どもの意見表明権と最善の利益とパターナリズム
執筆形態 単独
掲載誌名 障害者問題研究
掲載区分国内
出版社・発行元 全国障害者問題研究会
巻・号・頁 53(3),18-25頁
概要 要旨 障害のある子どもの意見表明権と最善の利益とパターナリズムとの関連について,ソーシャ
ルワーク実践理論研究の立場から,療育実践や教育実践も念頭に置きつつ,「ケアの倫理」の視点も
加え,こうした論点について考察をしながら議論を整理した.パターナリズム概念には,「正当性」
による介入や実践の担保,「ケアの倫理」との関連では「弱いパターナリズム」の許容などの議論
があり,そもそもこの概念を使用することにより,子どもの意見表明権や最善の利益という権利を侵
害する介入などの行為であると批判することは,適切ではないという結論に至った.