フジタ モトアキ
FUJITA, Motoaki 藤田 紀昭 スポーツ科学部 スポーツ科学科 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/03 |
形態種別 | 大学研究所等紀要(論文) |
標題 | ZOOMを利用した大学生による発達障害児に対する運動・レクリエーション指導の実践報告 |
執筆形態 | 単独 |
掲載誌名 | 日本障がい者体育・スポーツ研究会 研究紀要 第45集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本障がい者体育・スポーツ研究会 |
巻・号・頁 | 45,38-40頁 |
担当範囲 | 執筆に関わる全て |
著者・共著者 | 藤田紀昭 |
概要 | 大学と障害者施設を結んでリモートによる運動・レクリエーション指導を実施した結果以下のような点に留意する必要があることがわかった。
リモート指導時の留意点としては次のようなことが考えられる。 ① 使用する道具がある時は予め連絡をして準備しておくようにお願いし、必要に応じてこちらから送る。指導の最初に道具を確認する。 ② 当日の進行や実施内容を記したものを予め送っておくと進行がスムーズである。 ③ 予め画面に映る範囲を把握し画面からはみ出さないようにする。 ④ ミラーリングをするかしないかにより指導時の左右の認識の仕方に違いがあることを把握しておく。 ⑤ 指導の前に参加者の名前と特徴(服の色など)を確認し、指導時には名前を呼んでコミュニケーションが取れるようにしておく。 ⑥ こちらの意図や指導内容が伝わっているかどうかその都度、確認する。 ⑦ 通信遮断した時のためのバックアップ用機器を準備し、すぐに対応できるようにしておく。 ⑧ 画面上でもわかりやすいよう指導時の動きは大きくするとともに喋るときはパソコンを介しても聞き取りやすいようにゆっくりとしゃべる。リアクションは大げさにするとよい。 ⑨ 相手とコミュニケーションをとるときは画面上の相手の様子がわかるような位置取りで行う。 ⑩ ダンスや体操を音楽とともに実施するとき、画面上では相手のテンポが1呼吸遅れて映されるが、実際には遅れていないので惑わされないようにする。 |