ワタ ユウジ
WATA, Yuji 綿 祐二 福祉経営学部 医療・福祉マネジメント学科 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「契約時代における介護人材の養成について-エビデンスに基づく介護技術とは-」 |
執筆形態 | 単独 |
掲載誌名 | 『地域ケアリング』 |
出版社・発行元 | 北隆館 |
巻・号・頁 | 9巻(3号),6-11頁 |
概要 | 平成18年7月に厚生労働省によって介護福祉士のあり方及びその養成プロセスの見直し等に関する検討委員会によってまとめられた「これからの介護を支える人材について」では、「求められる介護福祉士像」について示された。この検討会の議論の過程で「福祉現場と介護福祉士養成現場との間の乖離」の指摘や「エビデンスに基づく介護技術」の必要性が議論され、教育内容の改革がおこなわれている。特に多くの課題の中でも「実習教育のあり方」「アセスメントの新しい視点」が重点的に議論されている。特にアセスメントは、「ICFモデルにそったアセスメント」の必要性が議論された。それに伴い、教育方法の検討も必要であり、新しいアセスメントシートの開発が求められている。これまで、福祉現場では「経験値」を大切にしてきたこともあり、経験主導の介護が展開されていることも事実である。しかし、今後求められてくる人材は、個人の生活を中心に介護を展開することができる専門職である。さらに、実習教育では、実習先(福祉現場)と教員(教育現場)との連携が不可欠であり、共通認識をもって実習教育をする必要がある。 総ページ:6 |