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ハツダ マサト
HATSUDA, Masato 初田 真人 看護学部 看護学科 准教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2020/03 |
| 形態種別 | 学術雑誌 |
| 査読 | 査読あり |
| 標題 | 訪問看護ステーションにおける複数名による精神科訪問看護の実施状況 |
| 執筆形態 | 共同 |
| 掲載誌名 | 日本赤十字看護学会誌 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 巻・号・頁 | 20(1),109-115頁 |
| 担当区分 | 筆頭著者 |
| 著者・共著者 | 初田 真人,村瀬 智子 |
| 概要 | 平成22年度の診療報酬改定により訪問看護ステーションにおける複数名による精神科訪問看護の評価が新設されているが、その後の実施状況は明らかになっていない。本研究は、複数名による精神科訪問看護の実施状況および管理者が認識している実施目的と効果を明らかにすることを目的とした。全国の訪問看護ステーションを対象とした質問紙調査を行い、量的データは記述統計を用いて、複数名による精神科訪問看護の実施目的と効果の自由記載については質的に分析した。その結果、全国の訪問看護ステーション1,721箇所における精神科訪問看護の実施率は41.0%、複数名による精神科訪問看護の実施率は全体の7.3%であった。また、自由記載についての分析の結果、実施目的として8カテゴリー、効果として7カテゴリーが生成された。複数名訪問による濃厚なケアが利用者の地域生活を支え、訪問看護師の安全確保や訪問看護技術の継承につながることが考えられた。 |