(最終更新日:2024-10-24 23:10:23)
  マスイ カナコ   MASUI, Kanako
  増井 香名子
社会福祉学部 社会福祉学科
准教授
■ 研究分野
社会福祉学 
■ キーワード
ソーシャルワーク方法論、女性福祉、子ども家庭福祉、心理的支援 
■ 学歴
2017/03 大阪府立大学 人間社会学研究科 修了 博士(社会福祉学)
■ 職歴
2016/06~ 大阪府立大学客員研究員 研究員
2019/04~2021/03 新見公立大学 健康科学部地域福祉学科 講師
2021/04~ 日本福祉大学 社会福祉学部 社会福祉学科 准教授
■ 業績(著書)
2024/11 『DVと子ども虐待のソーシャルワークー実践を変革する視点と方法ー』   (単著) Link
2024/02 『新・社会福祉士シリーズ ソーシャルワーク演習(社会専門)』  16-19頁 (共著)
2022/10 『新・社会福祉士シリーズ 児童・家庭福祉』  214-231頁 (共著)
2022/09 『日本の児童相談所‐子ども家庭支援の現在・過去・未来』  135-140頁 (共著)
2019/10 『DV被害からの離脱・回復を支援する〜被害者の「語り」にみる経験プロセス〜』   (単著) Link
2017/12 『性的虐待を受けた子どもの施設ケア〜児童福祉施設における生活・心理・医療支援』  65-69頁 (共著)
2016/10 『よくわかるスクールソーシャルワーク第2版』   (共著)
■ 業績(論文)
2024/02 「DV サバイバーの心理的・精神的経験
―心的外傷後ストレス障害と心的外傷後成長の両者に着目して―」 社会福祉学 64(4),14-29頁 (共著) 
2023/12 「米国マニュアルからみるDVケースにおける子ども福祉実践への示唆
―Child Protection in Families Experiencing Domestic Violenceの変遷より―」 子どもの虐待とネグレクト 25(3),354-362頁 (共著) 
2023/10 「地縁組織の実態調査と地域共生社会政策における地域づくりへの問題提起 -愛知県知多市のコミュニティ会長インタビュー調査から」 知多半島の歴史と現在 27,1-19頁 (共著) 
2023/03 「社会福祉の現在 女性福祉ー婦人保護事業とDV被害者支援のこれまでとこれからー」 福祉研究 116,88-92頁 (単著) 
2022/12 「児童相談所職員がDV と児童虐待が併存するケースに対応する際の支援課題と工夫―職員に対するグループインタビューより」 司法福祉学研究 22,33-50頁 (共著) 
2022/12 「市配置の婦人相談員による若年女性に対する支援―フォーカスグループインタビュー調査結果より」 司法福祉学研究 22,71-88頁 (共著) 
2022/02 「DV被害者である親が経験する子育ての実態〜当事者インタビューの分析から児童福祉実践への示唆〜」 社会福祉学 62(4),72-85頁 (共著) 
2021/09 「DV被害者の心理と経験過程〜共通性と支援の視点」 こころの科学 219,36-41頁 (単著) 
2020/07 「DV被害者心理とソーシャルワークプロセスに基づく研修プログラム〜加害者と同居中の被害者の相談面接実践に焦点づけて〜」 ソーシャルワーク研究 46(2),58-63頁 (共著) 
2020/03 「DV被害者である親への支援の重要性および親と子どもに対する支援の視点〜支配のメカニズムの理解とストレングス視点〜」 育療 (66),39-46頁 (共著) 
2020/02 「母子生活支援施設における職員研修の実践とその効果〜暴力被害等を経験した子どもと母への支援力向上に向けて〜」 社會問題研究 69,57-66頁 (単著) 
2019/12 「新見公立大学学生における地域貢献活動に関する調査」 新見公立大学紀要 40,219-222頁 (共著) 
2019/10 「DV被害経験からの「回復」と経験への意味づけ〜当事者インタビューの分析からみえた心的外傷後成長(PTG)〜」(再録) 曙光 458,13-28頁 (単著) 
2019/02 「DV被害者の支援の視点:「ステージモデル」から理解を深める」 社會問題研究 68,117-125頁 (単著) 
2019/02 「女性を保護支援する入所施設に対する利用者調査からみる施設の特性:レジデンシャル・ソーシャルワークの検討をめざして」 社會問題研究 68,25-37頁 (共著) 
2019/02 「女性支援における一時保護・入所施設利用の阻害要因に関する質的分析:市町村の相談担当者等へのヒヤリング調査結果より」 社會問題研究 68,1-12頁 (共著) 
2019/02 「市町村の女性相談窓口における支援の現状と課題:DVとDV以外の相談対応に着目して」 社會問題研究 68,13-24頁 (共著) 
2017/08 「DV被害経験からの「回復」と経験への意味づけ〜当事者インタビューの分析からみえた心的外傷後成長(PTG)〜」 社會福祉学 58(2),55-66頁 (単著) 
2017/02 「市配置の婦人相談員のDV被害者支援における役割:被害経験者に対するインタビュー調査をもとに」 社會問題研究 66,53-64頁 (共著) 
2016/08 「関係離脱後のDV被害者の生活再生プロセス〜ソーシャルワーク支援の位置づけの必要性〜」 社会福祉学 57(2),29-42頁 (単著) 
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■ 業績(その他)
2024/03 こども家庭福祉Ⅱ(保護者や家族の理解) DV家族の理解と支援 「こども家庭ソーシャルワーカー(仮)の施行に向けた具体的運用に関する調査研究」〈調査研究報告書別冊> 第1巻 こども家庭福祉 218-229頁 (共著) 2024/03
■ 学会発表
2024/10 「Coercive control(強圧的コントロール)の理解とその重要性 -女性支援の進展に向けて-」(日本社会福祉学会第72回秋季大会)
2023/11 「DVと子ども虐待併存ケースに対応する実践現場のニーズ抽出 Safe&Togetherモデルセミナー受講後アンケート結果から」(日本子ども虐待防止学会第29回学術集会大会滋賀大会)
2023/11 「DV家庭で育つ子どもの経験―当事者インタビューからみる被害実態と保護要因―」(日本子ども虐待防止学会第29回学術集会大会滋賀大会)
2023/11 公募シンポジウム『DV加害者の行動と強圧的コントロール理解に基づく子ども福祉実践-加害親への面接時の留意点を中心に-』(日本子ども虐待防止学会第29回学術集会大会滋賀大会)
2023/10 「市配置の婦人相談員の支援における連携-困難女性支援法施行に向けた課題整理-」(日本社会福祉学会第71回秋季大会)
2023/08/05 「子どもが経験する強圧的コントロール(Coercive Control):DV家庭で育った若者へのインタビュー調査から」(第22回日本トラウマティック・ストレス学会)
2023/07/01 「DV 家庭に対する子ども福祉実践の新たな視点: 強圧的コントロールと Safe & Together モデル」(第14回日本子ども虐待医学会学術集会)
2022/12 「米国マニュアルからみるDVケースの児童福祉実践への示唆①~対応の変遷及び親と子どもの面接に関する検討~」(日本子ども虐待防止学会第28回学術集会大会ふくおか大会)
2022/12 「米国マニュアルからみるDVケースの児童福祉実践への示唆②~ワーカーの安全に焦点付けて~」(日本子ども虐待防止学会第28回学術集会大会ふくおか大会)
2022/12 公募シンポジウム『DVケースにおける子どもの安全と福祉につながる家族力動のアセスメントの再考~加害親の支配理解に焦点づけて~』(日本子ども虐待防止学会第28回学術集会大会ふくおか大会)
2022/10 「市配置婦人相談員によるDV被害者に対するソーシャルワーク実践~初回面接での対応に焦点づけて~」(日本社会福祉学会第70回秋季大会)
2022/09 「DVと児童虐待が併存する家庭の支援 -被害親・子どもの支援と支配構造の理解-」(日本家族療法学会 第39回淡路島大会)
2021/12 「若年者や若年母子ケースへの市配置の婦人相談員の関わりと支援の実態」(日本司法福祉学会第21回全国大会)
2021/11 「DV・児童虐待のためのアセスメント/カンフアレンスシートの有用性と支援の検討〜二機関の職員調査から」(日本子ども虐待防止学会第27回学術集会かながわ大会)
2021/11 公募シンポジウム『気づきとエンパワメントにつながるDV被害親と子どもへの面接〜DV・児童虐待への介入と支援・ケアを考える〜』「被害親のエンパワメントと気づきにつなげる面接と支援の視点」「DV・虐待ケースの初期面接場面における留意点の検討〜オレゴン州ガイドラインを通して」(日本子ども虐待防止学会第27回学術集会かながわ大会)
2021/09 「市町村の女性相談・DV相談対応状況〜基礎自治体における女性支援の実態把握・基盤整備に向けて〜」(日本社会福祉学会第69回秋季大会)
2020/11 公募シンポジウム『家族間力動の「可視化」からDV・児童虐待への介入と支援・ケアを考える〜児童相談所のアプローチを中心に〜』「DV被害者と子どもへの介入・支援を検討するための理解枠組み」(第26回子ども虐待防止学会石川大会)
2020/09 「DVの中の「子どもの位置」と被害親の「子どものため」の対処戦略〜DV被害者である親への調査結果から〜(日本社会福祉学会第68回秋季大会)
2020/09 「DV被害者の経験する PTSD と PTG (心的外傷後成長)~被害者調査の 結果から~」(第19回日本トラウマティック・ストレス学会)
2020/09 「市設置配偶者暴力相談支援センターからの支援経験の分析〜「DV被害者支援のステージモデル」に基づく利用者へのインタビュー調査をもとに〜」(日本社会福祉学会第68回秋季大会)
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■ 所属学会
日本社会福祉学会
日本ソーシャルワーク学会
日本子ども虐待防止学会
日本トラウマティック・ストレス学会
日本家族療法学会
■ 受賞学術賞
2020/07 日本ソーシャルワーク学会学術奨励賞受賞
2015/03 大阪府優秀職員等表彰
2009/12 大阪府優秀職員等表彰
2009/11 大阪府立大学学長顕彰
2008/11 日本公衆衛生学会優秀ポスター賞受賞
■ 社会における活動
2023~ 「愛知県困難な問題を抱える女性支援及びDV防止基本計画」策定検討委員会委員
2022/06~2022/09 M-GTA研究会第6回合同研究会 スーパーバイザー
2019/04~2022/03 一般財団法人大阪府男女共同参画推進財団アドバイザー
2018/10~ 公益財団法人ひょうごコミュニティ財団 「有薗博子基金」企画委員
2018/10~ 神戸市DV対策事業検討会 委員
2018/04~2018/10 大阪府福祉部子ども室「保護を必要とする女性の一時保護等の支援に関するワーキング」委員・助言者
2018/04~ 西日本M-GTA研究会スーパーバイザーおよび世話人
2017~2018/03 平成29年度大阪府「大阪府女性保護支援に係る調査・分析」(分担者)
2016/07~2017/03 内閣府「配偶者暴力相談支援センター等における取組事例検討委員会」検討委員 (女性に対する暴力被害者支援のための官官・官民連携促進事業)
■ 展覧会・演奏会・競技会等
2024/01/28~2024/01/28 【第2弾ライブ配信セミナー】DVと子ども虐待が交差するケースにおける児童福祉実践 -Safe&Togetherモデルから学ぶ- Link
2023/03~ Eコース Safe & Together:イントロダクション【モデル入門】日本語訳監修・作成協力 Link
2023/01/29~2023/01/29 【ライブ配信セミナー】DVと子ども虐待が併存するケースにおける児童福祉実践 -Safe&Togetherモデルから学ぶ- Link
2022/04 面接ツール「あなたへのメッセージ 大切なあなたのために 絵と図でみる・知るDV」支援者向け活用マニュアル(ガイド)
2022/04 面接ツール「あなたへのメッセージ 大切なあなたのために 絵と図でみる・知るDV」(第一版)
■ 競争的資金等の研究課題
2018/04~2023/03 日本学術振興会(若手)DV被害者のソーシャルワークの支援理論の構築と研修プログラムの開発 
2020/04~ 日本学術振興会(基盤C)市配置婦人相談員のDV等困難な状況の女性への支援実態と市町村での支援のあり方研究 
2022/04~ 日本学術振興会(基盤B)DV・児童虐待併存ケースの子ども家庭福祉等実践モデルと専門職育成に関する研究 
2024/04~ 日本学術振興会(基盤C)市配置女性相談支援員による困難な問題を抱えた女性の意思形成・連携支援モデルの構築 
■ 資格・免許
社会福祉士国家資格
精神保健福祉士国家資格
公認心理師国家資格
2017/03 博士(社会福祉学)
2023/08 Safe & Together™ Model for Supervisors and Managers Training 修了
■ 主要学科目
ソーシャルワークの基盤と専門職・ソーシャルワークの理論と方法・ソーシャルワーク演習
■ 科研費研究者番号
30815220