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(最終更新日:2021-02-19 09:51:53)
オグニ カズコ
OGUNI, Kazuko
小國 和子
国際福祉開発学部 国際福祉開発学科
教授
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研究分野
文化人類学・民俗学, インドネシア地域研究
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キーワード
開発人類学、ローカルな開発と農村、外国人技能実習生、月経と文化、フィールドワーク論、インドネシア、 東南アジア、 日本農村
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学歴
1993/03
千葉大学 文学部 卒業
2003/03
千葉大学大学院 人文社会科学研究科 修了 博士(学術)
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職歴
1993/07~1994/03
(財)国際開発センター調査部(嘱託)
1994/12~1996/12
青年海外協力隊派遣(インドネシア)
1998/05~2000/02
青年海外協力隊農村開発プロジェクト派遣(プロジェクトコーディネーター)
2003/04~2003/09
福井県医師会看護師専門学校 非常勤講師
2003/09~2006/03
国際協力機構専門家としてカンボジア派遣(農民組織・参加型開発)
2006/04~2008/03
日本福祉大学大学院国際社会開発研究科非常勤講師
2007/04~
東京大学大学院新領域創成研究科 非常勤講師
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学内役職・委員
2017/04/01~2023/03/31
日本福祉大学 大学院国際社会開発研究科長
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業績(著書)
2021/02
『職場・学校で活かす現場グラフィー―ダイバーシティ時代の可能性をひらくために―』 (共著)
2018/11
「農業・農村・農民」『国際開発学事典』 110-112頁 (共著)
2018/11
「文化的慣習とコミュニティ開発」『国際開発学事典』 86-87頁 (単著)
2018
Action Research aimed at contextualizing Partnership in Irrigation Water Management in South Sulawesi, Indonesia, in Kenji Otsuka(eds),
Interactive Approaches to Water Governance in Asia
pp.175-196 (単著)
2017/03
『地域共生の開発福祉―制度アプローチを越えて-』 85-98頁 (共著)
2016/03
「水管理を巡る人々の価値の行方」 窪田順平編『水を分かつ 地域の未来可能性の共創』 (共著)
2015/10
「共感と合理―南スラウェシ農村の灌漑管理における水番マンドロ・ジェネの事例より」『実践と感情:開発人類学の新展開』 (共著)
2013/03
『福祉社会の開発-場の形成と支援ワーク-』 39-51頁 (共著)
2011/05
『フィールドワーカーズ・ハンドブック』 (共著)
2011/05
『開発援助と人類学~冷戦・蜜月・パートナーシップ』 (共著)
2011/04
『支援のフィールドワーク:開発と福祉の現場から』 (共著)
2010/03
『クロスロード増刊号2010 途上国ニッポンの知恵』 (共著)
2008/03
『研究叢書569 開発と農村 農村開発論再考』 (共著)
2007/04
『テキスト社会開発 貧困削減への新たな道筋』 (共著)
2005/09
『シリーズ国際開発第3巻:生活と開発』 (共著)
2005/03
『援助とエンパワーメント』 (共著)
2004/04
『援助と住民組織化』 (共著)
2003/10
『研究双書533:インドネシアの地方分権化』 (共著)
2003/09
『村落開発支援は誰のためか』 (単著)
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業績(論文)
2019/11
インドネシアの女子中学生にみる月経対処/管理の実態と「正しい知識」―学校教育とイスラーム規範に着目して 国際開発研究 28(2),51-66頁 (単著)
2019/03
「地域性を観て、創る―外国人技能実習制度を活用したインドネシア若手農業者育成の試みを事例に」 『開発学研究』 29(3) (単著)
2008/12
「開発実践のフィールドワーク」 『国際開発研究』 17巻(2号),9-22頁 (単著)
2008/04
「農村開発フィールドワークと援助」 『ワールドトレンド』 (第151号),12-15頁 (単著)
1999/12
「村落開発実践の民族誌」 『民族学研究』 第63巻(第4号),317-334頁 (共著)
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業績(その他)
2011/03
「自分らしさ」をローカルに問い続けて生きる」 『ローカル・センシティヴな「開発とジェンダー」研究の構築をめざして(2006‐2008年度科学研究費補助金 基盤B(課題番号18310159)研究成果報告書』 (単著)
2003/01
<翻訳>『インドネシア改革闘争記』(セロ・スマルジャン編) 99-154頁 (共著)
2000/05
<翻訳>『インドネシア農村社会の変容』(セロ・スマルジャン他著) (共著)
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学会発表
2020/12/06
文脈を超えて知をつなげる ―インドネシア農村における灌漑水路管理から村ガバナンスへの展開―(国際開発学会第31回全国大会)
2019/11/17
インドネシアの女子中学生にみる月経対処/管理の実態と「正しい」知識―学校教育とイスラーム規範に着目して―(国際開発学会第30回全国大会)
2019/06/15
組織的な水管理の実現に資する 「越境的」アクターとは ―インドネシア南スラウェシ州灌漑農業受益地域の事例よりー(国際開発学会第20回春季大会)
2018/11/24
農村フィールドワーカーの生活設計と開発アクターとしての「よりよい生活」(国際開発学会第29回全国大会)
2017/11/25
農村生活改善にみる「生活の見直し」の行く末―農業・農村の主体が揺らぐ日本から考える(国際開発学会第28回全国大会)
2015/11
「考え(続け)る農民」アプローチで生産と福祉をつなぐ-カンボジアと高知県中山間地域の事例から-(国際開発学会第26回全国大会)
2014/11
アクション・リサーチを通じた相互作用機会の創出-農民による地域固有の持続的灌漑管理実現に向けて-
2013/11
共感と合理-南スラウェシ農村の灌漑管理における水追人マンドロ・ジェネの事例より-
2013/06
手段として/目的としてのフィールドワークにおける応答性
2011/11
「顔の見えるストーリー」を活かす:トラキ/ブギス混住農村における共同調査の事例より(国際開発学会)
2011/11
「主旨と狙い」(セッション「支援のフィールドワーク」企画説明)(国際開発学会)
2011/06
支援事業を日常的実践に近づける:カンボジアにおける農村開発現場の事例から(国際開発学会)
2010/12
農村開発支援のフィールドワーク-長期的視点から支援のインパクトを描く-
2009/06
開発実践のフィールドワーク(日本大学生物資源科学部国際地域開発学科内実行委員会事務局)
2007/11
農村開発のフィールドワーク(国際開発学会)
2007/05
農村開発エスノグラフィー(日本文化人類学会)
2006/11
農村社会の「よりよい生活」に向かう援助とは:カンボジアにおけるエントリー活動の試み(国際開発学会)
2002/11
「成功」の創り手は誰か?プロジェクトエスノグラフィー再考(国際開発学会)
2002/06
村落開発支援のダイナミクス:インドネシアの住民参加型開発事業の事例を中心に(日本民族学会(現文化人類学会))
2000/06
協力隊プロジェクトの評価とアクターの戦略(国際開発学会)
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所属学会
2000/04
国際開発学会
1994/04
日本文化人類学会
2017/11~
日本地域開発学会
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受賞学術賞
2004/11
国際開発学会 国際開発学会 奨励賞
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社会における活動
2020/11~
国際開発学会 理事
2015/01~
耕志の会(インドネシア技能実習生修了生サポート) アドバイザー
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競争的資金等の研究課題
2008/04~2011/03
サゴヤシ利用の伝統的農村が水稲栽培農村として存続できる農村変容要因分析
2009/10~2013/03
「支援の人類学:グローバルな互恵性の構築に向けて」
2009/04~2012/03
開発援助のフィールドワークにおける介入性に関する研究(若手B)
2012/04~2015/03
実践と感情―開発人類学の新展開
2011/04~2016/03
「統合的水資源管理のための「水土の知」を設える」
2014/04~2016/03
同時代の喫緊課題に対する文化人類学の<応答>可能性の検討
2012/04~2015/03
共同研究(若手)「「国家英雄」から見るインドネシアの地方と民族の生成と再生」
2015/04~2018/03
開発協力・研究に資する日本の生活改善経験に関する資料、応用事例の収集と体系化(国際開発学会)
2016/04~2021/03
応答の人類学:フィールド、ホーム、エデュケーションにおける学理と技法の探求(科研 基盤A)
2016/09~2017/03
水ガバナンスへのインタラクティブ・アプローチ:アジアの事例研究 (アジア経済研究所)
2017/04~2020/03
グローバルなアジェンダとなった月経のローカルな状況の比較研究
2018/04~2022/03
「持続可能性課題の協働解決に向けた越境的実践に基づくガバナンス―アジア比較事例研究」
2018/04~2021/03
開発福祉の理論と方法:制度の狭間での地域福祉と社会開発の融合に関する実践的研究
2020/10~2023/03
月経をめぐる国際開発の影響の比較研究――ジェンダーおよび医療化の視点から
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主要学科目
異文化理解、開発人類学、開発ソーシャルワーク演習、国際交流ファシリテーション演習、アジアのローカル言語と文化、専門演習、研究方法論、現地語による開発事例研究(インドネシア語)、支援のフィールドワーク
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ゼミナール
2014
農村・コミュニティ・多文化共生