ナガエ ミヨコ   NAGAE, Miyoko
  長江 美代子
看護学部 看護学科
教授
発表年月日 2007/08/01
発表テーマ 看護学実習における学生の「自己への気づき」を促す発問に関する研究
発表学会名 第17回日本看護学教育学会学術集会
開催地名 福岡県福岡市
発表者・共同発表者 須藤聖子
概要 本研究は、看護過程展開実習を終えた看護系大学の3年次学生7名を対象に、学生が実習で経験した困難な出来事について「自己への気づき」を促すリフレクティブ・サイクルの概念枠に沿って半構成的面接を実施した。「自己への気づき」とは、自分自身の感情、性格、信念、価値観、素養を意識すること、自分自身について知ることとした。「自己への気づき」を促した発問を研究概念の〈描写〉〈感情〉〈評価〉〈分析〉〈結論〉〈行動計画〉に沿って抽出し、その過程を教師と学生の相互関係に着目して分析した。学生の「自己への気づき」を促す発問は、教師が学生との相互作用において、学生の知識・技術・表現力などを確かめ、そのレベルに応じて具体的な発問をしていくことが重要であった。さらに〈分析〉のステージで学生が経験の意味を客観的な視点へと深めるためには、具体的な理論の適用や文献の活用を意識的に促す発問が必要であった。「自己への気づき」を促すリフレクティブ・サイクルを活用したことにより学生は、自己認識が深まり看護援助のあり方を改めて振り返ることで、自分中心から患者中心の看護の必要性を実感していた。(口演)