ナガエ ミヨコ   NAGAE, Miyoko
  長江 美代子
看護学部 看護学科
教授
発表年月日 2007/03/01
発表テーマ Japanesedaughter-mother interaction on recovering from the adolescent’s refusal to go toSchool.(思春期不登校の子と母の成長を促す看護に関する研究:子と母の心理過程とその関連要因)
発表学会名 The 31th Midwest Nursing Research Society Conference(Omaha、 NB. USA)(第31回中西部看護研究学会)
開催地名 米国ネブラスカ州オマハ
発表者・共同発表者 服部希恵
概要 本研究は、思春期の子が不登校に陥り回復していく過程において、子と母の間で生じる心理過程や不登校の状態を維持する要因を、個人、家族、社会というシステムの視点で明らかにした。思春期の不登校の子とその母一組を対象に、事例研究を行った。データは半構成的インタビューに加え複数の資源から収集した。不登校に陥り回復していく過程において<子と母の密着と家族・社会からの孤立>、<子と母の分離と新しい自己の再生>が生じていた。子と母は1)母の干渉に抵抗しながらも従い、均衡を保つ、2)子と母が問題を抱え込み孤立、3)子の危機状態と母の価値観の崩壊、という3つの段階があった。不登校に陥っていく過程においては、子と母のみで問題の解決を図ろうとして悪循環が生じていた。また、回復においては、子の居場所の確保、子と母の関係を見つめ自分自身と向き合う時間や空間など社会資源を有効に活用していくことが必要であると考えられた。今後の課題として、予防から退院後のフォローアップも含めた継続的な思春期精神医療システムの構築が必要であることが示唆された。(示説)