ナガエ ミヨコ   NAGAE, Miyoko
  長江 美代子
看護学部 看護学科
教授
発表年月日 2017/11/25
発表テーマ PCIT シンポジウム「PCITを立ち上げる」:DVサバイバー母子支援とPCIT 親子の絆から家族の絆へ
発表学会名 第7回PCIT-Japan & CARE-Japan合同研究会
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
単独共同区分 共同
招待講演 招待講演
開催地名 東京、千代田区、お茶の水
発表者・共同発表者 長江美代子、服部希恵、土田幸子、古澤亜矢子
概要 2007年にDV被害者対象に個人やグループのカウンセリングをはじめた。母親は暴力によるPTSDのため、社会参加が難しく貧困だった。こどもの発達障害やいじめもあった。団体を立ち上げ、暴力被害によるPTSD治療や、暴力の世代伝達を断ち切るための活動をチームで始めた。母親たちの希望で子育て講座を開いたが、DV被害後の親子のニーズに合わないことに気づいた。2010年の学会でPCITの発表を見て「これだ!」と思った。2014年12月にはAuburn大学で2名がPCITトレーニングを受けた。2015年4月には日本でPCITのトレーニングが始まり、さらにメンバー5名がPCIT-Japanでトレーニングを受けた。2015年3月には神戸女学院大学のPCITを見学させていただき、セラピールームとして助成金で借りていたマンションの部屋に、PCIT用の機器を設置した。同年8月、最初の親子ケースのPCITを開始した。現在までに8親子(修了4, 継続中3, 中断1)にPCITを実施している。その内4ケースはDV被害親子(離婚または別居3、同居1)だった。DV被害母は子どもとの交流において、飴とムチで振り回されたDV経験とPCITスキルが重なって具体的称賛ができない、命令に従わせる罪悪感で直接命令がだせないなどの共通した課題がみられた。しかし子どもの反応から、明確な指示を出すことの必要性を実感し徐々に変化した母親は、同居の両親とのかかわりも好転した。また、8ケース中3ケースは父親が途中から参加しており、PCITの家族への影響力を感じさせた。