ナガエ ミヨコ   NAGAE, Miyoko
  長江 美代子
看護学部 看護学科
教授
発表年月日 2017/06/11
発表テーマ 東京・名古屋・大阪に展開する病院拠点型性暴力救援センターの到達点と今後:地域との連携による病院拠点型総合支援モデル
発表学会名 第16回日本トラウマティック・ストレス学会
主催者 日本トラウマティック・ストレス学会
学会区分 全国学会
発表形式 シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
単独共同区分 共同
招待講演 招待講演
発表者・共同発表者 長江美代子、加藤治子、平川和子
概要 2016年1月5日、名古屋第二赤十字病院を拠点病院として、性暴力救援のための都市型の実情に応じた病院拠点型総合支援(ワンストップ)モデルを開設した。被害直後から継続して回復に向けての中長期的支援を提供することで、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の予防・治療・回復を促し、性暴力被害の影響が世代を超えて伝達されることをくいとめる。急性期のみならず過去の被害あるいは慢性的な被害についても相談窓口として拾い上げ、支援をコーディネイトできるワンストップシステムの充実を目指している。
利用者がアクセスしやすい病院を拠点に、トレーニングを受けたアドボケータが24時間ホットラインで対応している。来所者には常駐の医療社会福祉士(MSW)と担当の性暴力被害者専門看護師(SANE:Sexual Assault Nurse Examiner)が対応し、緊急医療処置が必要な場合は、SANEが本人の意思とペースを尊重して寄り添いエンパワメントする。被害直後のケア後1年間の定期フォローアップを定着させ、PTSD予防あるいは早期介入する。過去の被害者、虐待、DVについても対応し、必要な支援に繋ぐ。病院内で被害者を見つけた場合は院内SANEとの連携でなごみが介入する。必要な支援をコーディネイトする過程では、MSWが院内・地域・行政と連絡を取り、支援コーディネーターが精神的ケアを提供する。PTSD治療にむけた地域の精神医療施設との連携については体制作りをしている段階であり、今後の課題である。