ナガエ ミヨコ   NAGAE, Miyoko
  長江 美代子
看護学部 看護学科
教授
発表年月日 2010/10/01
発表テーマ 認知症の夫とその妻が語る「認知症になるということ介護者になるということ」‐認知症の人と語り」のデータベース・プロジェクトより‐
発表学会名 第11回日本認知症ケア学会大会
開催地名 兵庫県神戸市
発表者・共同発表者 田中敦子、竹内登美子、岡本恵里
概要 質的記述的研究デザインを用い、認知症と診断された本人とその家族に半構成的インタビューを行っい、内容分析した。2年前にアルツハイマー型認知症と診断された60歳代後半の男性とその妻へのインタビューを分析した結果以下がわかった:1)夫は「ど忘れ」と食欲低下があり、近所の複数の家に上がり込みしゃべり続けていた。妻は隣人から夫の異変を知った。2)夫婦ともに認知症が受けいれられず、妻は「昔から何もやらない」夫に「少しは自分で努力して」と苛立った。3)妻は積極的に情報を得て介護した。夫はアリセプトが効き始め、散歩が習慣づき、自主的に髭を剃りおしゃれをするようになった。一口日記も始めた。今では夫の「悪いな」「おいしいな~」の一言が妻のやりがい。4)家族、親戚、隣人のサポートがあった。夫と妻の認識のズレを修正し、認知症であることを現実に受けいれるためには、信頼できる具体的な情報が必須である。(示説)