ヤマモト サヤカ   YAMAMOTO, Sayaka
  山本 さやか
看護学部 看護学科
助教
発表年月日 2016/06
発表テーマ 介護保険施設における認知症高齢者ケアに関するメタ統合-看護職および介護職が体験する困難に対する対応-(第二報)
発表学会名 第29回日本看護福祉学会学術大会抄録集,p107
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 田中和奈,山本さやか,藤野あゆみ,百瀬由美子
概要 本研究は介護保険施設における認知症高齢者への対応困難を想定したシミュレーション教育の基礎資料を得るために、認知症高齢者に対応する機会が多いと想定される、介護保険施設に勤務する看護職および介護職が認知症高齢者へのケアで体験する困難に対する対応を把握することを目的とした。日本語文献は医学中央雑誌を用いて2000年~2015年の期間で、キーワードを「介護保険施設」、「認知症」、「BPSD」、「対応困難」、「ジレンマ」として検索した結果、71文献が該当した。英語文献は、日本語文献と同様の内容を表すと考えられる「BPSD」、「strain」、「nursing home」、「staff」、「qualitative」、「interview」、「care」、「residents」のキーワードでGoogle Scholarを用いて検索を行った結果、日本の介護保険施設に関する1文献が該当した。一次論文選定基準に基づいて選定を行い、14件が抽出された。分析はPatersonらのメタ統合の方法論を参考に行った。介護保険施設の看護職と介護職が認知症高齢者へのケアで体験する困難に対する対応方法は、8カテゴリに統合された。看護職と介護職は、認知症高齢者を転倒などの危険から守るために、【安全で安心な生活の場の提供】や【BPSDが起きないようにするための日常的な関わり】を行い、【健康面の支援】や【よりよいケアを目指した多職種での関わり】を実施していた。また、認知症高齢者を尊重し要望を実現するために、【個別性に応じた生活支援】や【自律や意向の尊重】、【人間関係の調整】を行っていた。その一方で、認知症高齢者の行動を抑制するなどの【高齢者不在の介助者本位な対応】を行っていた。