キクチ リョウ   KIKUCHI, Ryo
  菊池 遼
社会福祉学部 社会福祉学科
講師
発表年月日 2018/06/09
発表テーマ NPOの持続可能な組織構造—東日本大震災の事例より—
発表学会名 日本NPO学会第20回年次報告大会
主催者 日本NPO学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 東京都(立教大学)
開催期間 2018/06/09~2018/06/10
概要 東日本大震災後の被災三県(岩手・宮城・福島)において新設された71のNPO・社団法人を対象に、半構造化インタビュー調査を実施し、組織の持続可能性を組織構造から分析した研究である。ミンツバーグの組織モデルを参考にしながら、NPOの組織構造を「ピラミッド型」「リーダー中心型」「ボランタリー型」の3つに分類した。各タイプは代表理事・理事・事務局・ボランティアの役割分担によって特徴づけられ、外部環境の変化とともに動態的に変化することを示唆した。持続可能な組織デザインには、社会的ニーズの変化に応じた規模調整、マネジメント人材の配備、先輩NPOとのネットワーク形成が重要であることを提示し、NPO固有の組織論の枠組みを提示した。