ニイミ アヤコ
NIIMI, Ayako 新美 綾子 看護学部 看護学科 教授 |
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発表年月日 | 2017/08 |
発表テーマ | 擦式アルコール製剤を用いた手指衛生における塗残しに関する文献検討 |
発表学会名 | 日本看護研究学会第43回学術集会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 愛知県東海市 |
発表者・共同発表者 | 水越秋峰、宮腰由紀子、新美綾子、渡邉亜紀子、西土泉、加藤治実 |
概要 | 擦式アルコール製剤(Alcohol-based Hand Rub, AHR)を用いた手指衛生において発生する塗り残しに関する、国内外の文献を検討した。データベース検索により日本語279件、英語152件の文献を抽出し、最終的に15件を検討の対象とした。結果、AHRを用いた手指衛生において、塗り残しが発生する可能性があることが確認されたが、その発生
部位や頻度は報告によって異なっていた。薬剤の種類、1回使用量、使用者の手技をはじめ、塗り残しは多様な要因により生じると推察され、確実性の高い手技の提案が求められる。塗り残しの測定方法は研究によって異なり、特に染料を用いた2方向からの評価は、手の側面・指間部・指先等の塗り残しを見落とす可能性があることが明らかになった。 |