フルザワ アヤコ
FURUZAWA, Ayako 古澤 亜矢子 看護学部 看護学科 教授 |
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発表年月日 | 2024/09/21 |
発表テーマ | 患者と看護師の共著による「患者カルテ」を使ったナラティヴアプローチに関する事例研究 |
発表学会名 | 第26回 日本看護医療学会学術集会 |
主催者 | 日本看護医療学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
国名 | 日本 |
開催地名 | 京都 |
開催期間 | 2024/09/21~2024/09/21 |
発表者・共同発表者 | 坪之内千鶴、浅野みどり、古澤亜矢子 |
概要 | この発表では、患者と研究者が共同制作する「患者カルテ」とその後のフォローアップミーティングを通して参加者の1人の詳細な症例を用いて報告する。精神科看護師は、患者とともに「患者カルテ」を作成し、患者の状態を温かく見守り、その場に立ち会うことでパートナーとしての役割を果たすことができる。家族療法に根ざした「患者カルテ」の実践は、——―患者のケアの処方箋が精神科看護師と共同で書かれ、看護師は患者のストーリーを「無知の姿勢」という対話的なスタンスをとることで――患者の苦悩の人生ストーリーを書き換える手助けとなる。フォローアップミーティングでは、家族や他の医療関係者が複数参加して拡大した対話を行うことができるため、患者の治療環境を向上させる治療チームワークの連携が促進される。 |