タナカ マサヒロ
TANAKA, Masahiro 田中 将裕 健康科学部 リハビリテーション学科 助教 |
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発表年月日 | 2013/11 |
発表テーマ | 施設入所認知症高齢者におけるImplicit memory(言外記憶)刺激を用いた介入が食事認識に及ぼす影響. |
発表学会名 | 第13回東海北陸作業療法学会 |
学会区分 | 地方学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 静岡県静岡市 |
発表者・共同発表者 | ◎田中将裕,賓珠山稔,城森泉 |
概要 | 認知症高齢者でも海馬非依存性のimplicit memory(潜在記憶,非陳述記憶)は比較的保たれるといわれている.介護施設での食事の見当識賦活のために,視覚的および聴覚的に潜在記憶に働きかける環境設定を行った.昼食が朝,昼,夕どの食事かわからない介護施設利用者を対象とし,テーブルクロスと造花,テーブル周囲にのみ聴取できる明るい音楽,を呈示し昼食を演出した.呈示刺激には「昼食」に関する内容や情報は含まれていないにも関わらず,刺激呈示によって昼食の認識率が有意に高くなった.学習効果やその他の食事の認識への効果の波及は認められなかった. |