ヤマモト サヤカ   YAMAMOTO, Sayaka
  山本 さやか
看護学部 看護学科
講師
発表年月日 2024/12/07
発表テーマ 認知症高齢者の攻撃的行動と 病院で働く看護師のストレスやバーンアウトとの関連
発表学会名 第44回日本看護科学学会学術集会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 熊本県
開催期間 2024/12/07~2024/12/08
発表者・共同発表者 松井 宏樹,山本 さやか,森本 恵り子,平田 弘美
概要 本研究は,認知症高齢者の攻撃的行動と病院で働く看護師のストレスやバーンアウトとの関連を明らかにすることを目的とし,調査を実施した.看護師392名を対象に,無記名自記式質問紙調査を実施した.日本語版Exposure to Disruptive Behaviorスケール(以下,EDB)およびストレスアセスメントスケール,さらに,看護師のバーンアウトの程度や仕事満足度を明らかにするため,日本語版パインズバーンアウトスケール,日本語版カハナの仕事満足度スケールを用いて調査した.分析は,Spearmanの順位相関係数を求めた.その結果,392部の質問紙を配布し,315名(回収率:80.4%)から回答が得られ,回答に不備があったものを除外し,284名(有効回答率:72.4%)を分析対象とした.研究対象者の内訳は,女性261名(91.9%),男性22名(7.7%)であった.対象者の平均年齢は,38.3±10.1歳で,看護師平均経験年数は,14.3±9.9年であった.EDBスケール得点は,過去1年間の攻撃的行動を受けた頻度(r =.636, p <.001),ストレスアセスメントスケール得点(r =.372, p <.001),および日本語版パインズバーンアウトスケール得点(r =.374, p <.001),日本語版カハナの仕事満足度スケール得点(r =-.298, p =.001)との間に相関が認められた.