コダマ ユウ
KODAMA, Yu 兒玉 友 スポーツ科学部 スポーツ科学科 准教授 |
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発表年月日 | 2023/11/18 |
発表テーマ | 健常者と障害者の競技大会の共同開催に関する研究 ―継続開催の効果の検証― |
発表学会名 | 第32回日本パラスポーツ学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 兒玉友・三井利仁・奥松美恵子 |
概要 | 2021年から3年連続で宮崎マスターズ記録会と共同開催された「全国ダウン症アスリート陸上競技記録会」を対象とし、現地会場でのフィールド調査を行うことにより、継続開催がもたらす効果を検証することを目的とする。継続開催の効果については、①参加者数の増加②経費削減③人員確保④障害理解⑤連携体制の構築があげられた。参加者数は、2021年度30名、2022年度36名、2023年度52名であり年々増加した。特別支援学校の関係者から情報を得た参加者が多くみられ、県内からの参加が増加した。大会の経費は毎年見直され、経費削減に繋がった。共同開催により審判員・運営スタッフ等の人員確保につながり、障害に関する勉強会等を行うことで、おおむねスムーズな運営を行うことができていた。一般の参加者等を対象としたパラスポーツ体験会が実施され、障害のある方に対する理解と認識を深める取り組みが行われていた。一般の競技団体や関係団体が参加する実行委員会の開催により連携体制が構築された。本記録会では、一般の陸上競技団体と関わりのある知的陸上の役員が大会の主担当であったことで団体間の連携が図られていた。 |