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ゴトウダ イヅミ
GOTOUDA, Izumi 後藤田 和 教育・心理学部 学校教育学科 講師 |
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| 発表年月日 | 2019/07/28 |
| 発表テーマ | オブザーバーパネル:土方鉄に見る療養体験と部落解放運動での表現 |
| 発表学会名 | 国際日本文化研究センター共同研究「東アジア冷戦下の日本における社会運動と文化生産」 |
| 発表形式 | シンポジウム・ワークショップ パネル(指名) |
| 国名 | 日本 |
| 開催地名 | 国際日本文化研究センター |
| 発表者・共同発表者 | 張政傑,後藤田和,奥村華子 |
| 概要 | 東アジアにおける冷戦下の社会運動と文化生産の両面を併せ持つ〈サークル〉を取り上げるパネルにおいて、1950年代前半の結核療養所での体験と部落解放運動の経験を経た、土方鉄という作家の表現について、当時のサークル運動と関わらせながら問題提起した。1954年に上梓されたガリ版句集『土方鉄句集―よき日のために―』を中心に、療養俳句の観点から結核療養者に付与された「佳人薄命、夭折、天才といったイメージ」をどのようにずらしていったのかを検討した。その際、1951年に刊行された『光りほのかに』において、石田波郷によって選句された結核療養者の俳句との比較を試みた。さらに土方の俳句に詠まれた「爆音」というキーワードに着目することで、個人的な療養体験だけではなく、1950年代前半の朝鮮戦争を想起させていく諸相を提示した。 |