フルザワ アヤコ
FURUZAWA, Ayako 古澤 亜矢子 看護学部 看護学科 教授 |
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発表年月日 | 2013/08 |
発表テーマ | 「家族の価値カード」から生まれるナラティブ・コミュニティ:障がいをもつ子どもの母親へのアプローチ |
発表学会名 | 第39回日本看護研究 学会学術集会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 秋田県秋田市 |
発表者・共同発表者 | 門間晶子、浅野みどり、山本真美、大橋幸美、古澤亜矢子 |
概要 | 自閉症スペクトラム障がい(ASD)の子どもを育てる母親への強みに焦点を当てた予防的育児支援プログラムの中で『家族の価値カード』を用いて自分の家族について他の母親に語り、共有するというグループワークを実施してきた。そのグループワークのどのような要素が、語り手であり聴き手である母親たちの会話を促進し、個性的な物語を生み出し、意味づけや解釈の可能性を広げる役割を果たしたのかについて、実践を振りかえることによって明らかにする。『家族の価値カード』を用いることで、グループ間の会話を促進し、カードを選ぶ作業により相互探索的となり、カードが媒体となり、ありたい家族を代弁し、家族が抱える出来事を問題ではなく、ジレンマとなり、ストーリが語り手と経験との間に距離をつくることによって意味づけや解釈の可能性を広げ、回復させる役割を果たしていた。 |