ニシハラ ミユキ
NISHIHARA, Miyuki 西原 みゆき 看護学部 看護学科 講師 |
|
発表年月日 | 2015/07 |
発表テーマ | 入院患児に対する効果的なプレパレーション・ツールの開発―客観的指標を用いた評価― |
発表学会名 | 日本小児看護学会第25回学術集会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 千葉県千葉市 |
発表者・共同発表者 | 服部淳子、西原みゆき、汲田明美、柴邦代、三宅香織、井上真理子、田中理恵、岡崎章 |
概要 | 開発したプレパレーション・ツールの有効性をサーモグラフィーによる客観的指標を用いて評価した。B病院入院中の3~9歳の子ども12名を対象にツールを用い、点滴挿入・採血の前にプレパレーションを行った後で、点滴挿入、採血を行った。プレパレーション場面から、処置場面のサーモグラフィを撮影・録画し、鼻部温度の変化を経時的に分析した。結果は、1)プレパレーション実施中の鼻部温度は徐々に上昇し、終了時は開始時より高くなっていた。2)採血・点滴挿入場面では、看護師が訪室した時点や処置室へ移動する時点で急激に下降した。3)処置後ディストラクションを行うと、下降していた鼻部温度は、ほぼもとの温度に上昇した。本ツールによるプレパレーションでは、ツールを使用して遊ぶことでストレスが緩和され鼻部温度が上昇したと推察された。また、処置前後のストレスとなる時間を長引かせないように看護師は短時間で処置が行える看護後術の向上が重要である。(口演) |