ニシハラ ミユキ
NISHIHARA, Miyuki 西原 みゆき 看護学部 看護学科 講師 |
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発表年月日 | 2014/08 |
発表テーマ | 障害のある子どもの就学以降に母親が体験した家族へのかかわり |
発表学会名 | 日本家族看護学会第21回学術集会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 岡山県倉敷市 |
発表者・共同発表者 | 共同研究者:西原みゆき、山口桂子 |
概要 | 重症心身障害児の就学による母尾Yの生活の変化がもたらした、母親の家族へのかかわりを明らかにすることを目的とする。特別支援学校に在籍する障害児を養育している母親10名を対象として、半構成的面接による質的記述的研究を行った。主な質問内容は「就学前後の母親と子ども及び家族の生活と育児・介護の状況」である。結果は、1つのコアカテゴリー『結束を強める家族関係の再構築へのかかわり』と、6つのカテゴリー、それを構成する7つのサブカテゴリーを抽出した。母親は、障害児の就学から生まれたゆとりの中で、家族内の関係性を捉え直し、次のステップに向けた障害児を含む”ひとまとまり”の家族としての結束を強めるために、家族成員間の仲介的役割を担っていた。看護者は、家族成員や家族全体に対する母親の課題認識を理解し、母親の調整力を高められるような支援を心がけると共に、家族全体を支える体制確保のためのコミュニティサポートの活用などを勧めていくことの重要性が示唆された。(示説) |