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キクチ リョウ
KIKUCHI, Ryo 菊池 遼 社会福祉学部 社会福祉学科 講師 |
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| 発表年月日 | 2014/03/16 |
| 発表テーマ | 被災地のフェーズ変化に対応した遠隔地からの中長期的支援—山形から石巻への支援を行う大学生の団体「START Tohoku」を事例として— |
| 発表学会名 | 日本NPO学会第16回年次報告大会 |
| 主催者 | 日本NPO学会 |
| 学会区分 | 全国学会 |
| 発表形式 | 口頭(一般) |
| 単独共同区分 | 共同 |
| 開催地名 | 大阪府(関西大学千里山キャンパス) |
| 開催期間 | 2014/03/15~2014/03/16 |
| 概要 | 東日本大震災後の被災地支援に関する文化人類学的分析研究である。山形大学の学生ボランティア団体「START Tohoku」による、山形から石巻市への中長期支援活動を事例として、災害復興のフェーズ変化に対応した活動の転換を実証的に検証した。初期の瓦礫撤去ボランティアから、スタディツアーや復興グッズ販売などの経済復興支援へと段階的に転換した要因を考察。2時間程度の距離による「中距離」遠隔地からの支援が、被災者との密な関係構築と日常生活の維持の両立を可能にしたことを論じている。同時に、メンバーの入れ替わりや助成金の不採択など、持続可能な遠隔地支援の課題も明らかにした。 |