スミ サトシ   SUMI, Satoshi
  鷲見 聡
教育・心理学部 子ども発達学科
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2018/06
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 ニューロダイバーシティ -自閉症と精神医学の革命的概念-
執筆形態 単独
掲載誌名 精神科治療学
掲載区分国内
出版社・発行元 星和書店
巻・号・頁 33(6),117-119頁
著者・共著者 (抄訳)鷲見聡
概要 ニューロダイバーシティ(neurodiversity)とは、私たちの脳神経は、人それぞれに違いがあって、それぞれに素晴らしさがあり、人間の多様性のひとつとして尊重するべきであるという考え方である。1990年代後半から、自閉的特徴を多様性の1つと捉え、その長所を生かせる社会を築くことを目指すニューロダイバーシティ運動が、高機能自閉症者を中心となって行われた。かつては、「左利き」は病的とされ、医学的な治療対象と考えられていたが、現在では多様性のひとつとされている。それと同様に、自閉的な特徴を多様性のひとつと捉え、その長所を生かせる社会を築くことを目指す運動である。自閉症の特徴が社会に貢献してきた例として、Temple Grandinの自閉的な認知過程が家畜施設設計に貢献できたことなどが挙げられている。当初は自閉症のみを念頭に使用されていたが、現在では、注意欠如・多動症や学習障害なども、ニューロダイバーシティの対象に含められている。