シバタ ヤスマサ   SHIBATA, Yasumasa
  柴田 康正
教育・心理学部 子ども発達学科
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1992/09
形態種別 学術雑誌
標題 「生と死」の授業を考える
執筆形態 単独
掲載誌名 日本生活指導学会『生活指導研究』
掲載区分国内
出版社・発行元 大空社
巻・号・頁 (10),96-109頁
概要 中学校において「生と死の授業」を試みる中で、「死」を教えることは中学生の大きな意味があると主張したものである。学校教育において、「死」を教える意味を次の5点に整理した。第1に、「死」を見つめることで人生の本質、生命の尊厳を問い直すことである。第2に、老人、障害者に対して可哀想だとか気の毒といった人間観からの転換をはかることができる。第3に、「死」を考えるとき、「意味のある人生とは何か」「豊かな生活とは」「人間らしい生活とは」をしっかり見つめることになる。第4に、何かを得るということは何かを失うという喪失体験を大切にすることを教えてくれる。第5に、「死」を見つめ、その孤独、恐怖から、「今を生きることの大切さ」を教えてくれる。「生」のあり方を考える上で「死」を見つめることが重要であると結論づけた。人間とは何か、教育とは何かと根元的な問題について、教育実践の中でどうあるべきか考察した。