シバタ ヤスマサ   SHIBATA, Yasumasa
  柴田 康正
教育・心理学部 子ども発達学科
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2016/09
形態種別 大学研究所等紀要(論文)
標題 国語科教育とPISA型「読解力」-民間の国語教育研究会と文部科学省の対応をめぐって-
執筆形態 単独
掲載誌名 『教育自治研究』
掲載区分国内
出版社・発行元 東海教育自治研究会
巻・号・頁 (第29号 2015.9),19-25頁
概要 PISA型「読解力」が注目されるようになったのは、2000年及び2003年に経済協力開発機構(OECD)による国際学力調査である「生徒の学習到達度調査において、「読解力リテラシー」の順位や得点力を落としたことによる。文部科学省は、「読解力向上プログラム」(2005)や「中央教育審議会答申」(2008)においてPISA型「読解力」への対応を進め、中心的に担うのが国語科であるとされてきた。その一方で、民間の国語教育研究会等も無批判に受け入れたわけではなく、対抗的な教育実践を提起してきた。例えば、「読み」の授業研究会では、「PISA型『読解力』を超える」ということで、「吟味・評価・批判する学習」の授業実践を提起している。また、児童言語研究会では、一読総合法による論理的思考力を育てる国語の授業は「PISAに対応しているというより、超えている」として、これまで積み上げてきた実践の優位性を強調している。「読み」の授業研究会、児童言語研究会のPISA型「読解力」への対応をめぐって、どのような授業を提起しているかを検討した。