ヤマネ マキ
YAMANE, Maki 山根 真紀 スポーツ科学部 スポーツ科学科 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1998/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 継続的な運動が中高齢者の骨密度に及ぼす影響(第一報) |
執筆形態 | 共同 |
掲載誌名 | スポーツ医・科学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 11(1),73-78頁 |
担当範囲 | データ収集・分析・論文執筆を担当 |
著者・共著者 | 山根真紀、松井秀治、田村真一、小磯浩代、井戸田仁 |
概要 | 本研究では、中高齢者を対象に弾性おもりを用いて週4日以上1年間実施した運動の影響を、骨密度、筋力及び形態の測定結果から検討した。被検者は運動群10名(男性2名、閉経後の女性8名、59.1±4.3歳)と対照群7名(男性2名、閉経後の女性5名、56.4±3.6歳)であった。骨密度は、デュアルX線骨密度測定装置(XR-26(DXA法)を用いて腰椎(L2-L4)骨密度を測定した。その結果、中高齢者が実施した1年間のおもり運動は、骨密度を増加させるには至らなかったが、骨密度の減少を鈍化させることに貢献したと考えられる。また、その際、十分なカルシウム摂取があったことも、この効果の一要因となったと考えられる。 |