キヨモト ユカナ   KIYOMOTO, Yukana
  清源 友香奈
教育・心理学部 心理学科
講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2016/10
形態種別 その他(著書)
標題 日本の心理法 自我篇 第四章 和太鼓演奏における「私性」一非我と無我を経て:息的主体とその在り方
執筆形態 共同
掲載誌名 日本の心理法 自我篇
掲載区分国内
出版社・発行元 新曜社
巻・号・頁 133-157頁
著者・共著者 秋田巌、共著者:小川佳世子、手嶋英貴、加須屋明子、清源友香奈
概要 本稿では、西欧的自我とは異なるものとしての非西欧的くわたくし>について、和太鼓演者の体験
の語りを通して検討している。演奏者は、主体がありながら息を感じ取り、息を介して自他のあいだ
や身体をも含んだ心を感じ取り、そこに自身の息を重ね合わせ、溶け込ませるような息を介した関わりをしている。息での繋がりを感じる次元を息的次元とするならぱ、非西欧的くわた<し>とは、息的次元を主たる足場としながら、個としても在り続けるという在り方で生きている主体であると考察された。