タナカ マサヒロ
TANAKA, Masahiro 田中 将裕 健康科学部 リハビリテーション学科 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/10 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 重度認知症および難聴のある施設入所者に対する骨伝導ヘッドホンを活用した食事動作支援の試み. |
執筆形態 | 共同 |
掲載誌名 | 作業療法 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 37(5),585-589頁 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
著者・共著者 | ◎田中将裕、柳瀬敦志、賓珠山稔 |
概要 | BPSDの陰性症状であるアパシーによって、食事摂取が中断してしまうため、介助者がつききりで摂取の促し(以下、口頭介助)や、食事を口元まで運搬する動作の介助(以下、動作介助)を行っていた難聴の認知症高齢者に対し、骨伝導ヘッドホンを活用した聴覚刺激による介入について検討した。その結果、介入の有無で食事の所要時間、動作介助回数は変わらなかったが、介入中は、口頭介助が不要となった。骨伝導ヘッドホンから呈示された音声が、実際の口頭介助の音声と同等の効果となり、症例の食事摂取の自立度が向上し、さらには介助量の軽減にもつながったと考えられる。 |