オオノ アキコ
OONO, Akiko 大野 晶子 看護学部 看護学科 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002/01 |
形態種別 | その他(論文) |
標題 | 腎機能障害と患者の食事自己管理行動の促進に関する検討 |
執筆形態 | 共同 |
掲載誌名 | Quality Nursing |
巻・号・頁 | 8(1),67-72頁 |
著者・共著者 | 共著者:安藤詳子、田中美由紀、松浦恵子、山口政江、西川(大野)晶子、松村悠子 |
概要 | 腎機能障害をもつ患者8名を対象に、患者自ら食事管理行動を促進できるように教育的アプローチを実施し、クレアチニン・摂取蛋白質量・自己効力尺度得点・SDSスコアを調べた。その結果、腎機能低下が軽症の患者は、指導後に摂取蛋白質量が減少し、成果がみられた。腎機能低下が著しい患者は、むしろ蛋白摂取量が指示量を下回っており、教育的アプローチだけでは不十分であった。以上より、発症直後から食事指導を行うことが自己効力感を高め、生活の自己管理行動をより促進することが明らかになった。また、腎機能障害のレベルに合わせて、症状緩和や精神的ケア等の個別的・長期的サポートが重要になることが明らかになった。担当部分:実施・考察 |