オオニシ ミツル
ONISHI, Mitsuru 大西 満 健康科学部 リハビリテーション学科 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/07 |
形態種別 | その他(論文) |
査読 | 査読あり |
標題 | 幼児期後半(4〜6歳児)に見られる気になる子の行動特性に関する研究 行動特性と運動的側面の関係性について |
執筆形態 | 共同 |
掲載誌名 | 大阪作業療法ジャーナル |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | (一社)大阪府作業療法士会 |
巻・号・頁 | 30(1),42-52頁 |
著者・共著者 | 丹葉 寛之,大西 満,尾藤 祥子,小池 伸一,小林 陽之助 |
概要 | 近年、幼保施設における「気になる子」の現状報告が数多くされているが、研究者間で定義や捉え方も一致せず主観的である。気になる子の示す行動を客観的に捉え、子どもが示す行動背景を様々な視点で分析し、理解することが、適切な支援につながると期待される。本研究ではSDQを用いて子どもの行動を客観的に捉え、運動的側面から分析を行った。結果、幼児期の運動的側面が行動特性に影響し、しかもバランス能力が直接的に影響を与えることが明らかになった。しかし、バランス能力は幼児期の行動特性に影響を与えるが相関関係がないということは注目すべき点である。すなわち、大人側が主観的に子どもの行動特性を捉えて「気になる子ども」と決めるのではなく、子どもの示した行動特性を客観的に捉えるために、子どもの心身機能レベルの能力を捉えることが必要であることを意味する。(著者抄録) |
ISSN | 1880-4837 |