アサイ ユウジ
ASAI, Yuji 浅井 友詞 健康科学部 リハビリテーション学科 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/03 |
形態種別 | 大学研究所等紀要(論文) |
査読 | 査読あり |
標題 | 「若年者と高齢者の姿勢制御時における空間的身体動揺の検討」 |
執筆形態 | 共同 |
掲載誌名 | 『日本福祉大学健康科学論集』 |
出版社・発行元 | 日本福祉大学健康科学部・日本福祉大学健康科学研究所 |
巻・号・頁 | 第16巻,35-42頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 丸山高志、和田郁雄、浅井友詞、森本浩之、渡邊元夫、林史人ほか |
概要 | 姿勢制御において頭部安定の重要性は知られているが9)、重心動揺時の頭部動揺とそれらを制御する筋活動を検討しているものは少ない。そこで我々は、重心動揺に加え、加速度計を使用し、感覚刺激時の重心動揺、 頭部の動揺および身体の各部位における筋活動を求め、姿勢制御時の感覚入力の違いが重心動揺と頭部の動きに与える影響について空間的に捉え、若年者と高齢者で比較検討した。結果では、静的重心動揺は、若年者と高齢者比較して差はみられなかった。しかし、条件 2、5、6で高齢者が有意に増加していたことから、視覚と体性感覚の影響が重心動揺に影響し、EQ scoreが低下するという結果となった。高齢者における姿勢制御は視覚に頼る傾向があると報告されており13~20)、閉眼による視覚情報の欠如が高齢者のバランス能力の低下を招いたと考えられる。 |