サイトウ カズハル
SAITO Kazuharu 齋藤 一晴 教育・心理学部 学校教育学科 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/07 |
形態種別 | 単行本 |
標題 | 『中国歴史教科書と東アジア歴史対話 日中韓3国共通教材づくりの現場から』 |
執筆形態 | 単独 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 花伝社 |
総ページ数 | 348 |
概要 | 本書は、日本の戦争責任・戦後責任をめぐるアジアとの歴史対話のあり方について日中韓共同編集・同時刊行された共通歴史教材『未来をひらく歴史』(高文研、2005)の作成過程や活用方法などから考察したものである。また共通歴史教材の作成を可能とする自国史の問い直し作業が、どの程度、東アジアの研究や教育で行われているのかについえ、中国をメインに韓国を含め、歴史教科書や指導書、教育実践の内容などから明らかにした。そして、共通歴史教材の開発を主体的なアジア認識、アジア史像の形成につなげていく必要性についてふれたうえで、上述した一連の取り組みを歴史対話論という新しい学問研究分野として構築していく必要性を述べた。 |