アサイ ユウジ
ASAI, Yuji 浅井 友詞 健康科学部 リハビリテーション学科 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 大学研究所等紀要(論文) |
査読 | 査読あり |
標題 | 「高齢者のバランス支持要素において感覚器が及ぼす影響」 |
執筆形態 | 共同 |
掲載誌名 | 『日本福祉大学健康科学論集』 |
出版社・発行元 | 日本福祉大学健康科学部・日本福祉大学健康科学研究所 |
巻・号・頁 | 第15巻,11-16頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 林史人、浅井友詞、森本浩之、丸山高志、渡邊元夫ほか |
概要 | [目的]本研究の目的は,高齢者の静的姿勢制御時に感覚器が及ぼす影響を検証することである.[方法]対象は地域の健常高齢者24名,平均年齢68.3±5.8歳である.評価はNeurocom社製Equi Testを使用し,Sensory Organization Testにて行った.各条件の結果は総軌跡長に換算して求め,統計はSPSSを用い,各condition間をpost-hoc testで比較した.[結果]静的立位保持に対して,体性感覚を抑制した条件と前庭感覚のみを有効にした条件で優位な差がみられた.[結論]高齢者の静的姿勢制御は,視覚よりも足部からの体性感覚が抑制されるような条件で,不安定性が増大することが分かった.さらに視覚と体性感覚の有効性を同時に低下させることは,健康な高齢者といえども姿勢制御に大きな影響を及ぼすといえる.
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