シノハラ マキコ
SHINOHARA, Makiko 篠原 眞紀子 教育・心理学部 学校教育学科 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/03 |
形態種別 | 大学研究所等紀要(論文) |
査読 | 査読あり |
標題 | 恵那地方の「「障害者」地域生活運動」 : 廃品回収による社会的ネットワーク |
執筆形態 | 単独 |
掲載誌名 | コア・エシックス |
出版社・発行元 | 立命館大学大学院 先端総合学術研究科 |
巻・号・頁 | 13,99-111頁 |
概要 | 1980 年代を中心に恵那地方の中津川市では。「障害児者」の統合教育実践を担った教育者と、重度知的「障害者」
と重度心身「障害者」を含む「仲間集団」による「ひがし生活の家」づくりが地域生活運動として展開された。本 研究の目的は、その運動の一つとして「仲間集団」が行った廃品回収をあきらかにする。研究方法は「ひがし生活 の家」の未刊行資料と関係者へのインタビューも含めた分析である。結果として、無認可の「生活の家」にとって 廃品回収は大きな収入源であり、80 年中頃に古紙価格急落の中、意思疎通の困難な重度知的「障害者」たちも含む「仲 間集団」が毎日の巡回で 10 年間財政面を支え続けたことをあきらかにした。考察として、「仲間集団」内の共同作 業から習得された社会的ルーティンワーク、市民との互酬、そこから付随した社会参加をあきらかにし、社会的ネッ トワークをつくったことをあきらかにした。 |
researchmap用URL | https://ritsumei.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=5690&item_no=1&page_id=13&block_id=21 |