ユハラ エツコ
YUHARA, Etsuko 湯原 悦子 社会福祉学部 社会福祉学科 社会福祉学部 社会福祉学科 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/10 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「介護者セルフアセスメントシートの効果検証」 |
執筆形態 | 単独 |
掲載誌名 | 『日本認知症ケア学会誌』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | (株)ワールドプランニング |
巻・号・頁 | 13巻(3号),627-644頁 |
概要 | 本研究の目的は認知症の人と家族の会愛知県支部が開発した介護者セルフアセスメントシート「介護家族より ケアマネジャーに伝えたいこと」用紙の効果検証である。人口約15万人、高齢化率21.5%のA市で介護保険制度を使い、在宅介護中の家族介護者とそのケアマネジャーに用紙を使ってもらい、効果を尋ねるアンケートを実施した。結果、開発時に想定した諸効果については「これまでのケアプランを見直すきっかけとなった」を除き、回答者の7~8割に認められた。しかし体調や精神状態がよく、ケアマネジャーと率直に話ができると感じている家族介護者には効果が認められなかった。この用紙は介護する相手との関係、自身の生活への支障、自分の時間を持つことができているかという3つの項目に注目することで、支援が必要な家族介護者を早期に発見するツールとしても活用できる。 |