オオハシ ユキミ
OHASHI, Yukimi 大橋 幸美 看護学部 看護学科 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2025/01 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 日本における就労女性の母乳育児に関する文献検討 |
執筆形態 | 共同 |
掲載誌名 | 愛知母性衛生学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 愛知県母性衛生学会 |
巻・号・頁 | (42),15-22頁 |
著者・共著者 | 坂口ゆい、岡田由香、大橋幸美 |
概要 | 【目的】就労女性の母乳育児に対する支援のあり
方を検討するため、就労女性の母乳育児に関する 国内研究の動向と就労女性の母乳育児の実態を明 らかにすることを目的に文献検討を行った。【方法】育児・介護休業法施行後から2023年4月 までに報告された、「就労女性」を対象とし、「母 乳育児」をテーマとした12文献を分析対象とし た。 【結果】研究の動向については、2011年までは実 態調査が多く、2012年~2017年までは報告がな く、2018年以降は関連要因や女性自身の体験や 思いに関する調査が行われていた。また、就労女 性の母乳育児の実態については、多くの就労女性 が復職後も母乳育児を希望し、実際に母乳育児を 継続していることが明らかとなった。その特徴と して、復職前後で授乳方法が変化することや、授 乳方法に様々なバリエーションが見られることも わかった。 【考察】就労女性に対する支援のあり方について は、母乳育児の実態とともに、授乳への希望や就 労状況、子どもの状況、職場・家庭・保育環境等 の背景を十分に把握した上で支援を検討する必要 があると考える。 |