タナカ マサヒロ
TANAKA, Masahiro 田中 将裕 健康科学部 リハビリテーション学科 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2025/03 |
形態種別 | 大学研究所等紀要(論文) |
査読 | 査読あり |
標題 | 国家試験学習におけるティーチングを通した学びの変化 -学生アンケートに基づくテキスト分析-. |
執筆形態 | 共同 |
掲載誌名 | 日本福祉大学全学教育センター紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本福祉大学全学教育センター |
巻・号・頁 | (13),17-25頁 |
著者・共著者 | ◎田口修,田中将裕 |
概要 | 日本福祉大学健康科学部リハビリテーション学科作業療法学専攻 4 年生を対象とした演習科目『総合作業療法学演習』において,ティーチングを方法とした国家試験対策の学習を行なった.本研究は学生の学びの変化を検討するために,演習の初回と最終回のアンケートについて,KH Coder を用いテキストマイニングによる分析を行った.演習初回は「伝えることの難しさ」「メンバーとの協働の必要性」「板書の工夫の必要性」「時間配分の大切さ」の 4 つのクラスターが示された.演習の最終回では「ポイントを押さえること」「他ゼミ生との交流の機会」「理解を深めてテストにのぞむ」「説明のわかりやすさ」の 4 つのクラスターが示された.対応分析では,演習初回は「質問」「時間」「図」と関連し,メンバーと協働し時間配分と板書の工夫に考慮する必要性が特徴として示された.一方,演習の最終回では「知識」「教える」「ゼミ」との関連を示し,ポイントを教え合うことが知識の定着につながり,他のゼミ生との有効な情報交換の機会になったことが示唆された. |