ウノ シンイチロウ
UNO, Shin'ichiro 宇野 伸一郎 健康科学部 福祉工学科 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「宇宙科学データの可視化・可聴化 : 教育・広報利用」 |
執筆形態 | 共同 |
掲載誌名 | 『宇宙科学情報解析論文誌』 |
出版社・発行元 | 宇宙航空研究開発機構 |
巻・号・頁 | JAXA-RR-11-007,13-22頁 |
著者・共著者 | 三浦 昭,宇野 伸一郎,木村 智樹,海老沢 研 |
概要 | 時刻データを伴う宇宙科学データの可視化・可聴化手法について,教育・広報目的の観点で述べる.可視化・可聴化の素材としたデータは,X線天文衛星「あすか」や「すざく」の観測データ,太陽地球物理観測衛星「あけぼの」のPWSデータ,地磁気の変動を表すKp指数である.X線天文衛星のデータは,観測された個々の光子の飛来方向,エネルギー,時刻の情報が記録されており,衛星の軌道要素も併せて提供されている.これらのイベントを,衛星軌道と照らし合わせながら,時刻に沿って描画もしくは可聴化することにより,天文観測の追体験が可能となる.PWSデータ及びKp指数は,それぞれの観測値を可聴化することで,地球の周囲を飛び交う電波や地磁気の変化を音の変化として体験することができる.本稿では,広帯域の電波強度分布を記録したPWSデータと楽譜様の変化を記録したKp指数それぞれについて,異なる可聴化を試みた. 総ページ:10 |