キマタ カズミ
KIMATA, Kazumi 木全 和巳 社会福祉学部 社会福祉学科 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/11 |
形態種別 | 学術雑誌 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 新型コロナウイルス感染症と障害者の人権・発達保障
――ソーシャルワーク実践研究の立ち位置から改めて「民主主義」を問い直す |
執筆形態 | 単独 |
掲載誌名 | 障害者問題研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 全国障害者問題研究会 |
巻・号・頁 | 51(3),2-9頁 |
概要 | 世界規模で広がった新型コロナウイルスの感染拡大から4年が経過しようとしている.「しょうがい(disability)」を中心にソーシャルワークを研究している立ち位置から,関係している社会福祉法人の出来事とその対応,スーパーバイザーとして関わっている地域の相談支援,当事者の青年たちとの学び合いなどを通して,コロナ・パンデミックと対峙してきた.本稿では,雑誌などの文献からコロナ・パンデミックで明るみになったことを整理して,次にある社会福祉法人の専務理事と事務長の聴き取りを中心に他の障害者福祉現場の実態とも重ねわせての取り組みと課題について書き,特にケアとケア労働の重要性の再確認をした後に,最後にコロナ・パンデミックの教訓と課題についてまとめた.障害者の人権と発達を保障していくためには,改めて「コモン」と「自治」を重視した「民主主義」の在り方を問い直すことが求められる. |