ヤマモト サヤカ
YAMAMOTO, Sayaka 山本 さやか 看護学部 看護学科 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/09 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 回復期リハビリテーション病棟の看護師による退院支援状況と影響要因 |
執筆形態 | 共同 |
掲載誌名 | 日本看護科学学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 43,234-241頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 山本さやか,百瀬由美子 |
概要 | 目的:回復期病棟の看護師による退院支援実施状況およびその影響要因を検討した.
方法:看護師 1,937 名を対象に質問紙にて退院支援実施状況(8 要素 36 項目)を把握し,経験,研修 参加や他部門連携状況,退院支援の重要性の認識の項目をマルチレベル分析により検討した. 結果:回収数は 920 部,有効回答 903 であった.対象者の看護師経験平均年数は 15.7 年,実施状況は 「院内多職種での共通認識の形成」で最も得点が高かった.実施状況の影響要因は,回復期病棟経験年数 (非標準化偏回帰係数:B = .693,p < .001),重要性の認識得点(B = .397, p < .001),他部門との連携合計数(B = 1.186, p = .000),脳血管疾患病棟経験年数(B = .244, p = .022)であった. 結論:退院支援では院内多職種連携活動の実施頻度が高かった.実施状況には重要性の認識,回復期や脳血管疾患病棟経験および多職種連携との影響が推察された. |